著者: 東京電機大学 中村 友亮 様
各国がレベル3以上の自動運転を目指し、センシング技術や運転技術に関する研究が行われていますが、市街地等で人や自転車と車が交差する場面で、自動運転車の「次の動き」を視覚・聴覚で周囲に知らせる、コミュニケーションの技術については殆ど言及されていません。
自動運転では人が視線や身振り等を用いて右左折や停止などの動作を示すことができないため、事故の発生が懸念されます。
そこで本研究では最低限の機能まで削り、構造を単純化することで、コンパクトかつ低コストで人と車がコミュニケーションをとることができる投影装置を提案します。
その提案にあたり、本事例では、照明設計解析ソフトウェアLightToolsの高度設計モジュール機能を用いて、ヘッドライトの形状を活かした自由曲面のレンズとリフレクターを設計し、短距離投射での有用性を確認した事例と、レンダリング機能を用いて、モデルのシーンをデジタル写真のようにレンダリングし、光源、ジオメトリおよび面特性によって作り出される照明効果を検証した事例の概要をご紹介しています。
車載照明、人と車のコミュニケーション、自動運転、レンズ、リフレクター、レンダリング、自由曲面
自由曲面レンズ設計と試作事例
自由曲面レンズのシミュレーションと実測の輝度比較〜照明設計の精度向上提案〜
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