CODE V では結合効率CEFオプションでファイバの位置や端面のウエッジ角による感度、偏光の影響を考慮したシングルモードファイバの結合ロスを解析します。またこのときシングルモードファイバのみが適用され、マルチモードファイバのようにいくつかのモードが混在しているファイバの結合効率を求めるにはファイバ内にある各モードに対してCEFオプション実行後の結果をたしあわせていきます。
CODE Vでのファイバの指定方法は次のように行います。図1のようにファイバが像面上の主光線の位置にあるとし像面に対して垂直に置かれている場合、この位置の座標を(Xf,Yf,Zf)と定義します。
図1. ファイバの配置
図3はファイバの断面図を表し主光線の位置からのファイバのずれをX,Y方向に指定します。表示方法にはパーセント(%)表示、デシベル(dB)表示があります。
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図2. ウェッジ角の定義 | 図3. アライメント誤差の定義 |
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