光学用語集光スペクトル

光源の発光特性を波長に対する光の強度で表したものです。通常は分光器や光スペクトルラムアナライザを用いて観測し、横軸を波長、縦軸を光の強度として表示します。縦軸はdBで表示されることもあります。

色彩を扱う分野では、色を物理的な数値情報として表す一つの方法となります。光通信分野ではスペクトルの広がりにより伝送距離、ビットレートが制限されるなど、重要な情報となります。また光増幅器などのノイズもスペクトルとして観測されます。
以下に光スペクトルの例を示します。(大まかな特徴を示したもので、数値的な正確性はありません。)

LD(レーザダイオード)

シングルモード発光LDとマルチモード発光LD(複数波長での発光)とがあります。

光増幅器

図には、複数波長の光信号を扱うWDM光通信の光信号をさらに光増幅器で増幅した時の光スペクトルを示します。横に広がる部分は光増幅器が発生するノイズで、光通信の基本性能に大きく影響します。

ガスレーザ

特定の単一波長で発光するため、スペクトル幅は非常に狭いです。高精度光計測に使用されますが、変調が直接的には困難なため通信分野では一般には使用されません。

ハロゲンランプ

スペクトルは可視領域全域、および赤外領域にも及びます。光ファイバ通信領域をカバーしているため、光ファイバや使用光素子の損失(入力対出力の光量の比)の波長測定に使用されます。

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