単レンズを縦・横に配列したレンズ体(レンズアレイ)であり、外観が蝿の目に似ていることからフライアイレンズと呼ばれています。集光スポットを配列するために利用します。また、液晶プロジェクタでは照射面で一様な照度分布を得るために、2組の偏心させたフライアイレンズを用いることがあります。1枚目のフライアイレンズで光束を分割し、それぞれの光束を2枚目の偏心したフライアイレンズにより照射領域に導きます。これによって、光源の輝度むらを分散させることができるので、照射面で一様な照度分布を得ることができます。
![]() 図1、フライアイレンズ |
![]() 図2、光線の振る舞い(側面) |
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