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製品情報

Codebeamerはソフトウェア開発の全体をカバーする、アプリケーションライフサイクル管理(ALM)ツールです

Codebeamerの4つの特徴

特徴① 様々な開発手法をサポート

ウォーターフォール開発とアジャイル開発、両方をサポートしており、ハイブリッド開発も含めた様々な開発手法に対応しています。また、Agile-Scrum、Agile-Waterfall-Hybrid、SAFe、ASPICE など、業種ごとの開発手法に対するプロジェクトのテンプレートも用意されているので、スピーディに開発が行えます。

特徴② 包括的なトレーサビリティ

データの一元管理を通じて要件、タスク、テストケースなど各要素のトレーサビリティを確保しています。これにより、関連する要素を迅速に把握でき、問題発生時の原因究明や仕様変更時の作業時間短縮が可能です。

特徴③ 幅広い外部ツールとの連携

Codebeamerは幅広い外部ツールと連携しているのも特徴です。Microsoft Officeとの連携により、WordやExcelデータのインポート、Codebeamerからのエクスポートが行えます。また各種ソースコード管理ツールやJiraなどのシステムとの連携も容易なので、すでに導入済みのシステムを変更することなくCodebeamerを導入できます。

特徴④ 大規模開発に対応

Codebeamerは、トレーサビリティや豊富な検索・表示機能により、数千以上の要素を持つ大規模開発に対応しています。また、社外のサプライヤーも含めた大規模なプラットフォームを提供可能です。

アプリケーションライフサイクル管理(ALM)では、要件管理から保守までの全工程を一元的に管理します。

ソフトウェア開発におけるよくある課題

データ検索が困難

ソフトウェア開発においては共有サーバや個人PCなど、様々な場所にデータが点在するため、複雑な開発になるほどデータ検索が困難になります。また、データが見つかったとしてもそれが最新版であるか確認できないという問題も生じます。

テスト項目が不明確

テストフェーズではテスト項目や手順をまとめた仕様書を利用しますが、厳密な管理が行えていないと更新日の記載がなく、情報が最新かどうかが分からなくなることがあります。また、実施したテストにおいても日付や担当者の記載がなく、信頼性に不安が残ることもあります。

開発背景が不明瞭

機能と開発背景・要件の紐づけが行われていないと、機能を開発した理由が後になって分からなくなるという問題が生じます。理由が分からないと仕様変更の際にどの程度の影響が生じるか見定めるのも難しくなるので、調査にかかる時間が長くなります。

プロジェクト進捗の把握が困難

近年は開発プロジェクトの大規模化が進んでいるため、開発プロセスの複雑化とプロジェクトメンバーの増加により、全体像の把握と情報共有が難しくなっています。

アプリケーションライフサイクル管理(ALM)とは

アプリケーション開発は、要件管理→開発→テスト→運用・保守の工程で進みます。それぞれ個別で管理され扱われてきたものを、アプリケーションライフサイクル管理では統合して管理します。


  • データの一元管理
  • テスト計画と実行
  • プロジェクト全体の可視化

アプリケーションライフサイクル管理(ALM)ツール導入のメリット

コラボレーションの促進

アプリケーションライフサイクル管理ツールの導入により、データが一元管理され各部門が同じデータを参照できます。そのため、部門をまたいだ情報共有が容易になり、コラボレーションの促進につながります。

コストの削減

社内で複数のソフトウェアを使っている場合、未使用のライセンスが放置されているなど、ソフトウェア資産を最大限に活用できていないという問題が生じがちです。一方ALMであれば、全てのソフトウェアのリソースを管理できるので、無駄なコストを発生させず開発が行えます。

リードタイムの短縮

開発の複雑化によりデータの管理が煩雑になると、トレーサビリティが確保されなくなり、開発期間の長期化につながります。ALMによりデータの適切な管理が実現すれば、無駄がなくなり結果的にリードタイムの短縮につながります。

品質の保証

テストフェーズでは、厳格な管理が行えていないと品質に不安が生じることがよくあります。一方ALMでは、テスト計画やテスト結果に対するトレーサビリティを一貫して確保しているので、テストによる品質保証がより万全になります。

Codebeamerにはアプリケーションライフサイクル管理(ALM)に必要な機能が揃っています

要件管理

  • ハードウェアやシステムの要件を作成・管理
  • 豊富な表示で(ドキュメント、カンバンなど)直感的に把握できる
  • Word / Excelで作成した要件もインポート可能

Codebeamerでは、直観的なUIでハードウェア、システムの要件管理が行えます。各要件は画像や表付きで分かりやすく記載でき、変更履歴や関連する要件などの情報も盛り込めます。要件のステータスも入力でき、カンバン方式などで分かりやすく表示できるため、プロジェクトの状況把握が容易になります。

ソフトウェア開発

  • ソースコード管理ツール(Git、GitHub、Subversionなど)との連携が可能
  • ソースコードと、要件やテストを紐づけて管理
  • SCM(サプライチェーンマネジメント)にプッシュした内容を表示できる

Codebeamerでは、ソースコード管理ツールとの連携により、ソースコードと要件やテストを紐づけることができます。連携したリポジトリの変更内容を、メッセージと共にプッシュして表示できるので、コードの履歴を分かりやすく管理できます。さらに、CodebeamerのタスクIDを指定すれば、特定のタスクに変更内容を紐づけることも可能です。

テストと品質保証

  • テストケースを作成
  • テストを実行
  • テストカバレッジでテスト状況を把握できる

Codebeamerでは、テストケース作成からテストの実行、テストカバレッジを用いたテスト状況の把握までが行えます。作成したテストケースには行うべきテストのステップがテーブルで表示されるため、作業者が直観的に理解できます。また、テストを実行すると各ステップでダイアログが表示され、テスト結果を簡単に入力できます。

バリエーション管理

  • 既存プロジェクトから、ブランチを作成
  • ブランチとの差分を比較して表示可能
  • ブランチの変更をマージできる

Codebeamerでは、既存のプロジェクトにブランチのプロジェクトを追加できます。ブランチを利用すると既存プロジェクトの内容をそのまま流用できるほか、差分も比較表示できるため、バリエーション管理に有用です。さらに、ブランチでの作業内容をデフォルトにマージすることも可能です。

リリース管理

  • リリース管理をガントチャートで表示できる
  • リリース管理をスプリントに分割できる
  • 各スプリントで行うタスクやテストを指定できる

Codebeamerでは、リリース計画をガントチャートで管理できます。ガントチャートはステップごとに分割でき、それぞれにタスクやテストを割り当て、ツリー表示することが可能です。各チャートはドラッグ操作で期間を調整できるので、手間もかからず簡単にリリース計画が管理できます。

リスク管理

  • 開発および運用・保守におけるリスク(=発生頻度×深刻度)を管理
  • リスクマトリックスによる表示が可能
  • リスクに対する緩和策を検討・実行できる

Codebeamerでは、リスク管理のベストプラクティスも用意しています。開発および運用・保守におけるリスクを発生頻度、深刻度ごとに分類し、リスクマトリックスによる表示を行うことで、直観的に分かりやすくリスクが確認できます。また、リスク管理ワークフローが用意されており、トレーサビリティも確保しているため、リスク緩和策を効率よく実行できます。

Codebeamerの導入事例

フォルクスワーゲン社

導入背景
フォルクスワーゲン社では複数の部門にCodebeamerを導入しています。Codebeamerの特徴である、クラウドへの対応やグループ全体に適用可能なスケーラビリティ、柔軟なプロジェクト設定、外部システムとの連携などが導入の決め手となりました。

効果
Codebeamerの導入により、デジタルイノベーションとトランスフォーメーションの加速を実現しました。さらに市場投入までの時間短縮とコスト削減、レポート機能の利用による開発生産性と品質の向上も実現しました。

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