万一のPCの盗難・紛失時、情報漏えいリスクを大幅に軽減できるとして企業導入が進んでいる「ディスク暗号化」。Windows 10には「BitLocker」というディスク暗号化機能が標準搭載されていますが、それでも多くの企業は専用のハードディスク暗号化製品を選定しています。
そこで、なぜ「BitLocker」ではなく専用のハードディスク暗号化ソフトが選ばれているのかを、世界6,300万ライセンスの出荷実績があるハードディスク暗号化ソフト「Check Point Full Disk Encryption(旧Pointsec)」と比較して、5つのポイントで解説します。
5つのポイント
- Windows起動前の独自認証で強固なセキュリティを実現
- 同じ「暗号化」でも、よりセキュアに
- 導入・展開を一元管理ができる
- 幅広いOSに対応/Macに対応したシリーズもラインナップ
- 日本国内に専用サポート窓口があるので安心

Windows 10 Pro / Enterpriseで提供されているディスク暗号化機能です。

全世界で6300万ライセンスの出荷実績があるハードディスク暗号化ツールです。米調査会社によるモバイルデータ保護に関する総合評価で15年連続マーケット・リーダーとして評価されるなど、世界で高い評価を得ています。
セキュリティを比べる
Windows起動前の独自認証で強固なセキュリティを実現
BitLockerには、OS起動前認証が無いため、Windowsログオンへのパスワードクラックの脅威にさらされるリスクが存在します。
Check Point Full Disk Encryptionは、強固な起動前認証の機能を持っており、悪意のある第三者からのPCへの侵入を防ぎます。
同じ「暗号化」でも、よりセキュアに
Check Point Full Disk EncryptionとBitLockerは、ともにハードディスクの暗号化を行いますが手法が違います。Check Point Full Disk Encryptionではその名の通り「ハードディスク全てを暗号化」するのに対し、BitLockerは暗号化されない領域が存在します。
また、Check Point Full Disk Encryptionでは標準でPCの全てのハードディスクを暗号化しますが、BitLockerはドライブを指定する必要があり、暗号化漏れが発生する可能性があります。
導入・管理のしやすさを比べる
導入・展開を一元管理ができる
BitLockerには専用の管理コンソールがないので、暗号化を一元管理することができません。ユーザーが任意かつ手動で暗号化を設定する必要があるため、クライアントPCの台数が多くなるほど、暗号化の徹底が難しくなります。
Check Point Full Disk Encryptionには専用の管理コンソールがあるので、管理者は管理コンソールを使って一元的に導入・展開ができます。ポリシー適用済みのインストールイメージを実行するだけなので、複雑な設定は不要です。
幅広いOSに対応/Macに対応したシリーズもラインナップ
BitLockerはWindows端末でしか利用できませんが、Mac混在環境の企業・組織は少なくありません。
Check Point Full Disk Encryptionは、Macに対応したシリーズ製品もあり、すべての暗号化環境をCheck Pointシリーズで統一して構築できます。“全社的にガバナンスをきかせた暗号化対策を行いたい”というニーズにもマッチする製品です。
サポートを比べる
日本国内に専用サポート窓口があるので安心
暗号化で障害が発生すれば、業務に支障を及ぼすなど緊急度の高い状況に陥る場合があります。その際、サポートは非常に重要です。BitLockerはマイクロソフトサポートとなり、オンラインヘルプやコミュニティーなどの段階を踏まなければサポートを受けられない可能性があります。
Check Point Full Disk Encryptionであれば、国内の販売代理店からの親身なサポートを受けられます。また、製品としての復旧率も高い仕様となっているため平時の際もご安心して利用いただけます。
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