材料力学を学んだのは良いけれど、実際に設計開発プロセスの中でどう使えば良いのか?本講座では学んだ知識と、ものづくりを結びつけるために発泡スチロールを利用したブリッジを製作していただきます。与えられた条件下でいかに剛性の高いブリッジを製作することができるか?知識を総動員して実際のモノに反映させてみてください。
講師 |
永井 学志 氏
岐阜大学工学部機械工学科 准教授 |
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対象 | 材料力学入門レベルの方 機械設計担当者 |
受講形態 | 実験+理論 |
受講料 |
40,000円(税別) ※お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。 |
時間 | 10:00〜17:00 |
会場 | 東京開催: 弊社 東京本社 |
定員 | 東京会場 20名 |
参加ご希望の日程をクリックしてください。申し込みフォームが表示されます。
日程 | 開催地 | 時間 | 受付状況 |
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2018/09/19(水) | 東京 | 10:00〜17:00 (受付開始:開講30分前) | ![]() |
※参加お申し込みの受付は終了しました。
本講座は、FEM実験室 ―静解析編― や大学授業などの経験をもとに企画した講座であり、発泡スチロールのカット工作とそれを壊す実験を行います。
現在のモノづくりにおいて大切なことは、材料力学とCAEを、いかに上手く設計の現場に活用・展開できるかということでしょうか。 ヒトは失敗をして初めて、深く学習するものです。それゆえ本講座は、小さな失敗と改善を効率よく繰り返せるように、アクティブラーニング形式で構成しています。
今回、受講される皆様に手を動かしていただく内容を、単なる工作と考えれば、小学校高学年レベルの遊びに過ぎません。しかし、そこには数多くの材料力学・CAE的な視点が潜んでいます。皆さまは、そこに力学メカニズムを見出すことができるでしょうか? いや、この文を読んでくださっている皆さまの多くは、エンジニアでしょう。モノづくりにおいては、その逆問題、すなわち力学メカニズムを自ら創出して、何らかの形に結実させることこそが、現社会から要求されていることかと思います。
したがって本講座では、 材料力学・CAEに初めて接するエンジニアの方には、本格学習のための俯瞰となるように、材料力学・CAEを習ったと自覚あるエンジニアの方には、飛躍のための復習となるように、 構成しております.
開始時間 | 内容 |
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10:00-11:00 | イントロダクション:材料力学・CAEの俯瞰 |
11:10-12:30 | はりモデルの概説と、発泡スチロール棒の4点曲げ実験の天下り予測計算 |
12:30-13:30 | お昼休み |
13:30-14:20 | 4点曲げ実験と、予測計算の理論的背景 |
14:30-15:00 | 発泡スチロールブリッジの説明と紙上設計 |
15:10-16:30 | ブリッジ工作と実験 |
16:40-17:00 | 材料力学とFEM計算の事例紹介とまとめ |