■□■---------------------------------------■□■ CAEユニバーシティNews 2017/1/10発行号 http://www.cybernet.co.jp/cae-univ/ ■□■---------------------------------------■□■ 新年あけましておめでとうございます! サイバネットシステム CAEユニバーシティです。 CAEユニバーシティNews2017年1月号をお届けいたします。 ┏┏┏┏┏◆INDEX◆┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 1) 今月のTopics ■【定期講座】CAEユニバーシティ新講座『一から始める材料力学』 1/23(月)秋葉原 10:00〜17:00 通常6時間コース開催! ■【無料講座】CAEユニバーシティ新講座『FEM実験室-電磁場解析-』 2/23(木)秋葉原 3時間無料モニター講座 お申込受付中! ■【+お正月特別企画+】年明け早々目の回る話 2)材料力学,設計のための封筒裏の計算 ― back-of-the-envelope calculation ― として 岐阜大学 工学部 永井 学志准教授 『パスタブリッジ講座』 3)定期講座スケジュール(1月〜3月) 4) 第五回_事務局ゆに子のゆるゆに通信 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■【定期講座】CAEユニバーシティ新講座『一から始める材料力学』 1/23(月)秋葉原 10:00〜17:00 通常6時間コース開催! CAEソフトを自在に操る為にはやはり使い手の知識や経験が不可欠です。 本講座は材料力学の基礎から講義するので、学習経験のない方や 復習されたい方が学び直すにはピッタリの講座です! 12月に開催された3時間のモニター開催はお陰様で満席御礼でした。 モニター参加者様からの有り難いご意見を頂き、パワーアップしてます。 また本講座が材料力学の知識を向上させるきっかけになれば幸いです。 是非ともご受講をご検討ください。 「一から始める材料力学」 講座で使用する愛媛大学有光准教授の演習問題と サンプルテキストをHPに掲載しました。ご覧ください。 http://www.cybernet.co.jp/cae-univ/course/start_material/ 「材料力学」をしっかり学ぶことで CAE解析と実際の違いに気づくだけでなく モデリングの妥当性や結果の判断の考え方を持てるようになります。 ☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*★☆★ 詳細・お申込はこちら 一から始める材料力学 http://www.cybernet.co.jp/cae-univ/course/start_material/ ☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*★☆★ ■【無料講座】CAEユニバーシティ新講座『FEM実験室-電磁場解析-』 2/23(木)秋葉原 3時間モニター講座お申込受付中! ※同日2回開催!(午前・午後) 開催日:2017/2/23(木)10:00〜13:00 2017/2/23(木)14:00〜17:00 会 場:サイバネットシステム本社(秋葉原駅) 講 師:勝代 健次(元広島大学特任教授) 定 員:各回20名 参加費:無料(通常→6時間43,200円) 【対象者】 スイッチング電源、DCDCコンバータ、ワイヤレス給電といった 高周波を使った電力の変換・伝送機器を開発しようとされている方 開発にCAEを活用したいと思われている方。 【講座紹介】 電磁気応用機器は、小型軽量化のために高周波化が進んでいます。 その開発には電磁気や高周波が及ぼす影響に関する論理的な理解 それを基にした設計手順の習得、そして試行錯誤の開発から 脱却する為にCAEの活用が重要になっています。 このことを代表的な電磁気応用機器を事例に学習します。 大学の講義では、理論に重点が置かれますが 本セミナーは実際に機器を開発される方を対象に 実践的な内容を重視しました。電磁気応用機器の磁気部品の設計に 理論がどのように適用されているか、機器を構成する部品の仕様を どのように決めるのか、その中でCAEソフトがどのように活用されるのかを 具体的に説明していきます。 ●勝代先生からFEM実験室-電磁場解析編-受講者の皆様へ● 家庭やオフィスで使われる機器の電源用AC/DCコンバータや 電圧変換用DC/DCコンバータの小型軽量化のため 高周波の磁気回路を使うことが多くなっています。 また、携帯機器や電動車両のワイヤレス給電のために 高周波磁気回路が使われます。 こうした製品の小型軽量化、高効率化、周辺の機器や 人体への影響を防止するためには最適設計が必要です。 かっては、こうした製品を設計するには 電磁気や高周波に関する理論と代数計算に加えて 実験の積み重ねによるノウハウの蓄積が必要でした。 しかし、有限要素法を活用したCAE解析が進み 特性が容易に計算できるようになり、技術障壁が低くなりました。 また磁界をビジュアルに見ることができるようになり 現象が理解しやすくなりました。こうしたことから 開発効率を上げるためにCAE解析が必須になっています。 高周波の磁気回路を使った製品を検討されている方の参考に成ることを期待しています。 ※本講座は2017/4/24に通常6時間での定期講座が開催されます!! ☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*★☆★ 詳細・お申込はこちら FEM実験室-電磁場解析編- http://www.cybernet.co.jp/cae-univ/course/magnetic_exp/ ☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*★☆★ ■【+お正月特別企画+】年明け早々目の回る話 冬のスポーツと言えば、スキーやスケートがありますが 今回はフィギュアスケートの話題です。 フィギュアと言えば目を引く演技にスピンがあります。 回り始めは、手足を伸ばして回転し、途中で手足を体に巻き付けて 体を細くすると急に回転が早くなり、目で追えないくらいのスピードになって ピタッと止まってフィニッシュ。とてもかっこ良いです。 この時、どうして途中でこんなに急に回転スピードが 上がるのだろうと思ったことがありませんか? 特に勢いを付ける訳でもなく、いきなり早くなります。 手足を横に伸ばしているときは空気抵抗があるけれど 縮めたらその抵抗がなくなるので回転が早くなるのだろうって? いえいえ、フィギュア選手はあんな細い手足なのですから 回転を遅くするほどの空気抵抗があるとも思えません。 スピンしているフィギュアの選手を簡略化して 選手の胴体を円柱、手足を円柱から突き出した棒とします。 胴体の質量をM、半径をa、高さをhとします。 それに長さL、質量mの棒が付いた状態を考えます。 胴体の慣性モーメントをIAとすると下記です。 IA=1/2 Ma^2 次に腕の慣性モーメントIBを考えます。 まず、質量がm、長さをLの棒を、軸に垂直に回転するときの重心回りの慣性モーメントは、 I_b=1/12 mL^2 これを(a+L/2)オフセットして回転させたときの慣性モーメントが 胴体から腕を1本突き出した時の慣性モーメントです。平行軸の定理を用いて下記になります。 I_b^'=1/12 mL^2+(m(a+L/2))^2 腕は2本あるので、これを2倍したものが求めるIBです。 IB=1/2 Ma^2+1/6 mL^2+(2m(a+L/2))^2 ここで、体重M=50kg、胴の半径a=0.2m、腕の長さ0.65m、 腕の重さm=3kgとして計算すると、IBはIAの5.4倍になります。 つまりフィギュアスケートの選手がスピンしているとき 突き出した腕を体に引き付けると回転慣性が小さくなり その分回転が早くなることで角運動量が一定に保たれます(角運動量保存の法則)。 上記の計算だと5倍程度は早くなります。 だから、体が細くて手足の長い人が効率よく回転数を上げられるということで 太目のフィギュア選手はいない・・・ということではないです。決して! ピョン (~) γ´⌒`ヽ {i:i::i:i:} ( ´・ω・)? ピョン (:::O┳O) ピョン し-||-J ⊂§⊃ § ⌒ヽ〃⌒ヽ〃 ■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■━■ 2)材料力学,設計のための封筒裏の計算 ― back-of-the-envelope calculation ― として 岐阜大学 工学部 永井 学志准教授 『パスタブリッジ講座』 <12月号の続き> http://www.cybernet.co.jp/cae-univ/contact/mailmaga/2016_10.html 数年前,私が所属学科を工学基礎系から機械工学に替えたことに伴い, 新たに機械の学生さんに対する授業をいくつか持つようになりました. そのなかで,専門科目の伝統的な設計製図を担当して驚いたことがあります. それは,機械工学を学んでいる学生さんのある割合は幼少時にモノづくりに 親しんだ経験が少ないということでした.私は機械系学科卒でないので, 本当にびっくりしました.モノづくりの原体験がないと,設計の計算書は 意味の薄いルーチンワークに,CAD製図は単なるお絵描きになりがちです ― 教員側もこの内容を見直すべきとの認識があります ―. 低学年で学習済みの材料力学についても,公式は記憶に残ってはいるものの, モノづくりのための設計にどのように活かすべきなのか, ということまで考えが至るはずもありません. ただ,よくよく考えてみると, それを機械系エンジニアの入口まで導くのが我々教員の仕事です. 前学科に引き続き,機械工学科でも今年から有限要素法の講義を 担当させてもらっていますが,従来ながらのFEM理論の教授や, FEMソフトウェアの使用法どころの話ではなくなりました. なお,次稿では有限要素法の講義枠の1/3を潰して, 学生さんに発泡スチロールブリッジを設計・製作・実験してもらったお話をさせて頂くつもりです. <2月号に続く..> _〆 _(∴) /,'3 ヽつ L_⊇_つ /,'3 ヽつ | つ ⌒つ | ̄◇ ̄ ̄ ̄◇ ̄|  ̄◆ ̄ ̄ ̄◆ ̄ ◇ ● ◇ |____| ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3)定期講座スケジュール(1月〜3月) 【東京会場】 1月20日(金) 流体力学実験室 1月23日(月) 一から始める材料力学講座 2月14-15日(火-水)構造CAEの設計応用講座 2月22-23日(水-木)FEM原理講座 2月23日(木)FEM実験室-電磁場解析編-※モニター開催 2月24日(金)FEM原理実習 2月27-28日(月-火)CFD原理講座 3月2-3日(木-金)CAEのための伝熱工学講座 3月10日(金)伝熱実験室 3月16-17日(木-金)CAE強度設計のための力学講座 【名古屋会場】 1月17日-18日(火-水) CFD原理講座 3月17日(金)FEM実験室-振動解析編 【大阪会場】 1月19日(木) FEM実験室-静解析編 3月22-23日(水-木)FEM原理講座 スケジュール一覧 http://www.cybernet.co.jp/cae-univ/schedule/ お申込み http://www.cybernet.co.jp/cae-univ/applications/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4) 第五回_事務局ゆに子のゆるゆに通信 新年あけましておめでとうございます! 読者の皆様、いつもメルマガをご覧くださり誠に有難うございます。 CAEユニバーシティ事務局担当のゆに子と申します。 透き通った冬の風を大きく吸い込んで 2017年仕事始め気持ちよくスタート切っていきましょう! 成功。感謝。挑戦心。 そんな前向きな言葉の使用頻度が高めな月ですが JRの通勤電車からは千と千尋の神隠しの油屋テーマソングが聞こえてきそうです。 始まったからには進むしかない…GO!GO!GO! ゆに子は歳末〜正月三が日は大仏の如くこた巣(つ)で過ごしました。 元日、富士山のご来光をテレビ中継でライブ感に浸り写メしてにこにこ。 身体はつきたて餅のように仕上がりました。頭と胴体で鏡餅。ぷっくぷくです。 お餅美味しいですよね。餡子がすすみます。 \ゴムズボン最高ー!/ 出社をすればゴムズボンにすがっていられないので 今年もゆるゆるとダイエットに励みます。具体的には 一、一食青汁に置き換える。炭水化物に気を付ける。 食事面はこれだけです。 もうちょっと暖かくなったら… 二、駅から1駅ウォーキングを再開します。 運動面はこれだけです。 我は無理をしない主義です。大丈夫です。 2016年冬はたった3ヵ月で結果はついてきました!(-5kg以上) 皆様、初詣はお済でしょうか?年初めに心洗われる大イベントですよね。 サイバネット本社近く、東京都千代田区神田には 某アイドルアニメで信者の聖地と化した「神田明神」があります。 ゆに子は一生懸命、神田明神の階段を駆け上がって 皆様のご多幸と発展を祈願しにご昇殿まで参拝に行って参りました。 今年もよろしくお願い申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌────────────────────────────┐ ◆ 本メール配信の継続、停止について ◆ └────────────────────────────┘ ※本メールは、CAEユニバーシティにお申込いただいた方、 お問合せ頂いたお客様、展示会/セミナー/商談等で名刺交換を 頂いたお客様へお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【「配信先変更」を希望されるお客さま】 「文頭」に【配信先の変更】を明記の上、本メールをそのままご返信ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【「配信停止」を希望されるお客さま】 以下のメールアドレスをクリックし、空メールでご返信ください。 mailto:unregister-cud@mlmrk.cybernet.co.jp ※【配信停止希望】の場合、既に受け取られている情報を含めた当社から の情報配信を停止させていただきます。 ただし、サポート契約等に基づく情報は引き続きご提供させていただきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※ご依頼内容がデータベースに反映されるまでの間にメールが送信されることも ございますが、何卒ご容赦ください。 ※個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。 http://mlmrk.cybernet.co.jp/?4_--_2208742_--_1_--_7 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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