AVS/Express Developerを使って、用途特化型のビューワを作成したり、自社の解析ソフトへ可視化機能を組み込んだ事例を紹介します。
遠隔地のソルバーを複数の拠点から効率よくリモート運用するシステムとなっています。専用のプリプロセッサとAVS/Expressによるポストプロセッサを組み合わせ、各入出力データは、ブラウザ上より、計算依頼、計算状態確認、データ圧縮、計算結果取得等を統合的に管理できるようになっています。
AVSのランタイムアプリケーションを利用することで、開発コスト、運用コスト等を抑えると同時に高機能化を実現しています。
開発者 | 株式会社テクノ菱和、メロンテクノス株式会社 |
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気象を3次元で表示し、マウスで画面を自由に動かして、気象現象の立体的な構造を見るために開発された「気象情報可視化ツール Wvis」は、AVS/Expressのランタイムアプリケーションとして作られています。
気象の見える化についての詳細
(3D AVS Playerを利用した Wvisギャラリーも掲載。)
より多くの方に使っていただくために、アプリケーションを公開しています。
「気象情報可視化ツール Wvis」のダウンロード
開発者 | 独立行政法人 電子航法研究所 新井直樹 様 |
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弊社で開発、販売している MicroAVSは、 AVS/Expressのランタイムアプリケーションとして作られています。 可視化ネットワークを隠し、新たなGUIを付け加えることにより、初心者でも簡単に可視化を実現できます。
開発者 | サイバネットシステム株式会社 |
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株式会社富士通長野システムエンジニアリングが開発した、 解析情報管理システム「CAE-NetAxle (CNA2)」 のビューワオプションである、 3次元解析ビューワ「CNA-Viewer」は、 解析ソルバのアウトプットファイルから簡易表示用データを簡単に作成し、結果の表示・閲覧ができます。
AVSを使うことにより、フリービューワ 3D AVS Playerでの表示が可能な 3次元アニメーションフォーマットのGFA出力機能を備えており、さらに利用用途が拡がっています。
開発者 | 株式会社富士通長野システムエンジニアリング 様 |
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プレス成形シミュレーションソフトウェア[ASU/P-form]は、独立行政法人理化学研究所における多年にわたる研究成果による静的陽解法を採用したソルバーと、型設計技術者が容易に扱えるユーザーインターフェイスを持ったPre Processor、Post Processorで構成されています。
ASU/P-form Post Processorは、プレス成形シミュレーションソフトウェア[ASU/P-form]におけるプレス工程の解析結果を可視化し、評価するためにAVS/Expressベースで開発されたシステムです。
開発者 | 株式会社 先端力学シミュレーション研究所 様 |
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「MECHANICAL FINDER」は,高齢者の脆弱性骨折が増加している現状を軽減・解消する為に,骨量・骨密度の評価による従来法に代わって, 骨全体を3次元構造物とし,有限要素法による構造解析を適用した骨強度評価ソフトウェアです。
ユーザーがオペレーションを行うプリポストプロセッサは,AVS/Expressを用いて開発しており,数十万節点以上の大規模モデルでもスムーズに処理を行う事ができます。
開発者 | 株式会社 計算力学研究センター 様 |
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三次元形状測定技術は、電子部品および光学部品の著しい微細化に伴い研究開発と品質管理のために精度・速度の両面から高度な性能が求められています。測定時間の短さと共に得られた結果から必要な情報を早く取り出すことや、得られた情報をユーザが直感的に理解しやすいようにビジュアルに可視化することが重要な要素であります。
そこで、可視化に優れたAVS/Expressを三次元表示部分のベースにし、比較的短期間で高度な機能を有する計測ソフトの開発を行うことができました。
こちらのソフトウェアは、AVS/Expressと.Net Frameworkを用いて開発しました。
開発者 | 株式会社日本技術センター 様 |
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こちらで紹介している開発事例は、AVS/Express Developerを活用して開発されております。