MicroAVS インストールガイド


7.2 セットアップ手順 - Professional Edition 用プラグインの設定



Professional Edition をご利用で、「関数組み込み機能」の関数開発を行う場合、以下に示すプラグインを使うことができます。

このプラグインはインストールしなくても結構です。
サンプル関数がソースコードで提供されていますので、そのソースを書き換えることもできます。

以下のプラグインをインストールすると、開発環境(Visual Studio 2008)の中に、テンプレートを生成するプロジェクト環境が追加されます。

また、後述の環境変数の設定も忘れずに行ってください。

まずは、MicroAVS 本体をインストールしてください。
Professional 版、もしくは裸眼立体視版をインストールした後に、以下の作業を行います。

MicroAVS Professional Edition 用の Plugin は、Visual Studio 環境の下にインストールされます。
先に、Visual C++ 開発環境(V 13 では Visual Studio 2008)がインストールされている必要があります。

  1. Setup.exe の開始
    CDROM を挿入して起動される HTML ページから Professional 版プラグインにある 32bit 版の Plugin、もしくは 64bit 版の Plugin をクリックします。
    MicroAVS 本体のインストール同様、最初に Setup.exe の実行メッセージが表示されます。



    [実行] ボタンをクリックして、先に進んでください。
    また、その後表示されるセキュリティ警告画面も次に進んでください。



    この画面が開くまで時間がかかることがありますので、しばらくお待ちください。
    インストールが開始されない場合、直接 CDROM の中身を確認の上、W32PRO\Setup.exe(32bit 版)、もしくは W64PRO\Setup.exe をダブルクリックしてみてください。

  2. インストールに利用する言語を選択します。



  3. 先に進みます。



    ここで以下のエラーが発生し、インストールが継続できない場合があります。



    Professional Edition 用のプラグインをインストールするには、Visual Studio 2008 が先にインストールされている必要があります。

  4. インストールフォルダを選択します。
    Visual Studio のインストールフォルダが表示されます。
    通常はこのデフォルトフォルダを利用してください。



  5. インストールの準備ができましたのでインストールを開始します。



  6. ファイルの展開が始まります。以下の画面でインストールは完了です。



    [完了] ボタンをクリックしてください。



引き続き、環境変数の設定を行ってください。

関数組み込み機能を使用するには、[MASDKRoot] 環境変数を設定しておく必要があります。
この環境変数が設定されていないと関数組み込み機能で利用する関数を作成することができません。
  1. Windows の環境変数設定パネルを開きます。
    Windows のスタートメニューから [設定] - [コントロールパネル] - [システム] を選択し、[詳細] タブを選択します。

  2. システム環境変数に、以下の変数と値を登録します。

    変数:MASDKRoot
    値:<MicroAVS インストールディレクトリ>\runtime


    例えば、c:\MAVS-X にインストールした場合、c:\MAVS-X\runtime に設定します。