電子機器熱流体解析ツールANSYS Icepakにより、熱設計を行ない、さらに最適設計支援ツールOptimusを連携させたエンジンコントロールユニットの最適設計事例をご紹介します。
電子制御ユニットは様々な製品で活用されています。近年、軽量化と高機能化が進む一方で、車載ECUのように過酷な環境で利用されることも珍しくありません。特に発熱量については高い熱密度を回避するために熱設計ツールでの検討が行なわれています。しかし、厳しい要求を満たすための設計作業は多くの試行錯誤を必要とし、またユニット内では複雑な現象が起こっていると考えられます。
ECU内部の素子の配置を工夫することで、熱的に厳しい素子の最大温度を低減させる。
トラックの衝突解析結果から作成した動画のご紹介です。テキスチャー・マッピングによりリアリティのある表示にしたり、カメラを運転席に固定して、ドライバーの視点で可視化するなど、EnSightの機能を効果的に使っています。