ある海外自動車メーカーにおいて、サスペンションを含む車両全体CAEモデルを用いた、振動騒音・操縦性・乗心地の最適化を実施しました。車両全体モデルを構築する為には、まずコンポーネントレベルのCAEモデルの精度を向上させる事が非常に重要となりますが、この会社ではまず個々のコンポーネントを実機実験し、Optimusにて実測値とCAEモデルの同定を行いました。この作業により個々のコンポーネントのCAEモデルは、実機に限りなく近いものを再現する事ができ、結果的に実機実験の回数を大幅に削減する事ができました。