タイヤの強度を解析する際には、ベースとなる部分の他に補強材部分もモデル化する必要があります。しかし、補強材部分の詳細なモデル化には、膨大なモデリング工数と計算工数が必要となります。
補強材の特性を考慮したいが、補強材そのものをモデル化するだけのコストをかけたくない
ANSYSを活用することで、スミア補強要素(REINF要素)を用いることで簡便に補強材の特性を表現することが出来ます。
モデリングに特別な操作は必要有りません。ベースとなるソリッド要素やシェル要素に対して、補強材の特性(補強材の材料番号や面積など)を割り当てるだけです。