Ansys 製品によるSI体験セミナー

Ansysのエレクトロニクス製品には電気的パラメータの抽出ツールやシステムシミュレーションツールがあり、その中でも電磁界シミュレータAnsys HFSSは多数の企業・研究機関に導入いただいています。
Designerは周波数ドメインシミュレーションおよび時間ドメインのシミュレーションが可能で、HFSSと組み合わせる事で、さらに幅広い用途に活用可能です。
本セミナーでは、シグナルインテグリティをテーマに、Ansys HFSSおよびAnsys Designerの組み合わせで実現する様々な解析ソリューションを、以下6回に分けてご紹介していきます。毎回、テーマに関連した基本的な問題を扱い、演習問題を通じてビジュアル的に理解を深めてもらうと同時に、対策方法についても体験していただきます。
- 第1回(8/10):インピーダンスコントロール
- 第2回(9/28): クロストークおよび差動線路解析
- 第3回(10/17): 各種ビアの解析
- 第4回(11/20): ミアンダ配線の解析
- 第5回(12/10): 同時スイッチングノイズ解析
- 第6回(1/25): システムレベルシミュレーション
- 本セミナーは1回単位でお申込みいただきます。
- タイトル名及び内容については、当方の都合により変更される場合があります。予めご了承願います。
開催概要
開催場所 | 東京会場 |
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開催日程 |
第5回 12/10(月):同時スイッチングノイズ解析 |
開催会場 | 弊社 東京本社セミナールーム [地図] |
定員 | 15名 |
時間 | 13:30 - 17:00 |
対象 |
回路設計、PCB設計、EMIノイズ対策に関係している方。 これからシミュレーションツール導入を検討されている方。 |
受講料 | 無料(事前登録制) |
アジェンダ
第5回(12/10): 同時スイッチングノイズ解析
現在のマイクロプロセッサを用いた電子機器では、高速データ処理のためCPU、メモリ、IO間でのデータの転送は、バス単位で信号伝送が行われています。
このような回路では、データが同時に変化した場合、瞬間的に電源電流が大きくなり、そのために本来一定であるべきドライバの電源端子の電圧が大きく変動して信号にノイズを与えることになります。また、ドライバの電源端子はパッケージのピン配線を通じて電源プレーンに接続されているために、電源プレーンのノイズ源となり、EMIノイズの原因ともなります。
本セミナーでは、SIwaveとDesignerを用いた同時スイッチングノイズ解析およびEMI解析が体験ができます。
1.高速信号伝送における同時スイッチングノイズ(SSN)の影響
2.SIwaveとDesignerを用いた解析フロー
3.体験演習
- 演習1:IBISモデルを用いた電源ノイズ解析
- 演習2:PCBデータを用いたSSN解析
- 演習3:電源ノイズ解析結果を考慮したEMI解析
- 本セミナーは1回単位でお申込みいただきます。
- タイトル名及び内容については、当方の都合により変更される場合があります。予めご了承願います。