
流体解析コーナー
製品 |
概要 |
Ansys CFD |
流体解析コーナーでは、R14.5の新機能やユーザーの皆様にお使いいただきたい機能の具体的な紹介をポスター形式で実施いたします。併せて、普段お使いになられていない機能やツールに触れていただくため、自由にお使いいただけるPCを用意しておりますので、この機会にお試しください。
また、普段はメールや電話で対応しております弊社エンジニアが常駐しております。コミュニケーションをお取りいただく良い機会かと存じます。腰を落ち着けてお話いただけるよう、お席も用意しておりますので、是非お立ち寄りください。 |
Ansys Multiphysics |
Ansys Workbenchを介して広がりを見せるAnsysソフトウェアの連携機能紹介 |
構造解析コーナー
Ansys製品における構造系解析において、とくに注目度の高い業界やテーマの具体的な事例を、製品パネルやPCによるデモなどで紹介いたします。
【出展内容の例】
- ● 各種業界別事例(自動車、エレクトロニクス、エネルギー、産業機械、ヘルスケア・消費財)
- ● Ansys 14.5の新機能
- ● ゴム解析
- ● 破壊解析
- ● サブモデリング
- ● 疲労解析
- ● 金属材料データベース
- ● 複合材料・積層材のモデリング
- ● FSI解析事例
- ● 最適化
- ● CAE教育ソリューション 他
電磁界、システム・回路解析コーナー
製品 |
概要 |
Ansys HFSS |
Ansys HFSSはDC近傍から光の領域に至るまで、あらゆる周波数に対応したフルウェーブの3次元電磁界シミュレータです。特にマイクロ波デバイス設計においては、デファクトスタンダードの設計ツールとして幅広く使用されています。 本展示コーナーでは、Ansys HFSSの最新製品情報、技術情報、解析事例などを、展示、デモにてご紹介いたします。 |
Ansys Maxwell |
Ansys Maxwellは、モータやセンサ、アクチュエータ、磁気ヘッドをはじめとする各種エレクトロメカニカル製品開発のための設計支援ツールです。電磁場を解析し、電位分布や磁界強度を算出することにより、場の振る舞いを視覚的に判断することができます。本展示コーナーでは、Ansys Maxwell の最新製品情報、技術情報、解析事例などを、展示、デモにてご紹介いたします。 |
Ansys Simplorer |
Ansys Simplorerは自動車、航空宇宙、産業機器にて用いられる大規模パワーエレクトロニクスシステムに特化したマルチドメインシステムシミュレーション・ソフトウェアです。本展示コーナーでは、Ansys Simplorerの最新製品情報、技術情報、解析事例などを、展示、デモにてご紹介いたします。 |
Ansys Designer |
Ansys Designerは統一されたデスクトップ環境から、システム・回路・2.5次元の電磁界解析を行うことができるRF/SI/EMC向け統合設計環境です。また、電磁界シミュレータと各種Ansysツールとの連成解析により、回路特性を含んだ流体、熱設計の実現も可能です。本展示コーナーでは、Ansys Designer / Nexximの最新製品情報、技術情報、解析事例などを、展示、デモにてご紹介いたします。 |
Ansys Q3D Extractor |
Ansys Q3D Extractorは、電子部品の形状から寄生パラメータ(LCRG)を抽出し、SPICE/IBISモデルを生成するソフトウェアです。コネクタや半導体パッケージ、バスバーなどの不連続部の解析には3D、基板の配線パターンやケーブルなどの解析には2D(断面形状)で、表皮効果、損失、表面粗さなどを考慮した高精度な電磁界解析を行います。本展示コーナーでは、Ansys Q3D Extractorの最新製品情報、技術情報、解析事例などを、展示、デモにてご紹介いたします。 |
Ansys TPA |
Ansys TPAは、BGAパッケージのLCRGパラメータを抽出し、SPICE/IBISモデルを生成するソフトウェアです。電気系CADライクなGUIから対象とするネットと領域の指定を行うだけで解析が可能な他、パッケージを自動分割して全ネットの解析を行うユニークな機能を備えており、大規模で複雑な解析を短時間で行うことができます。本展示コーナーでは、Ansys TPAの最新製品情報、技術情報、解析事例などを、展示、デモにてご紹介いたします。 |
Ansys SIwave |
Ansys SIwaveは、プリント配線板及びBGAパッケージのシグナル&パワーインテグリティ、EMI解析ソフトウェアです。電気系CADからインポートしたデザインのPDN及び多ビットの信号の解析を積層構造に特化した解析手法により短時間で行うことができます。また、3D電磁界解析ソフトウェア用に3Dモデルを生成する機能も備えています。本展示コーナーでは、Ansys SIwaveの最新製品情報、技術情報、解析事例などを、展示、デモにてご紹介いたします。 |
Apache Design |
Apache製品はIC、パッケージ、PCB分野で使用されている、最先端のパワー、ノイズ、信頼性解析ソフトウェアです。本展示コーナーでは、Apache製品の最新製品情報、技術情報、解析事例などを紹介いたします。 |
学生ポスターセッション
学校名/名前 |
タイトル/概要 |
青山学院大学 橋本 健 様、江幡 栄佑 様 |
高精度CAE解析法によるボルト締結部緩み発生メカニズム解析

解析目的: ボルト締結部のナット緩みへのピッチの影響を把握するために、ピッチの異なる場合のCAE解析と赤外線カメラによる実験結果との比較を行う。
解析手法: Ansys Workbenchを使用し、@被締結体(母材2枚)をボルトとナット間にセットする。Aボルト締結体にボルトプリテンション荷重を付加。Bボルトの軸直角方向に外力を付加。 C赤外線カメラによる実験結果との応力を比較する。
結果・考察: ナット全体に応力の不均一性が生じており、特にピッチが長いとき、ナットのねじ螺旋始点部に局地的に強い応力が発生している。更に新たな知見として、ねじ螺旋始点部の応力がナット全体の接触力(軸力)低下に影響することを3次元で確認できた。
【研究室のホームページアドレス】 http://www.ise.aoyama.ac.jp/lab/newjit/
|
青山学院大学 赤岩 亮 様 |
駆動系オイルシール摩耗の油漏れ発生メカニズム解析

解析目的: 自動車駆動系オイルシールの摩耗による油漏れへの影響把握を解析によって比較する。
解析手法:軸とオイルシールの間に介在する油膜モデルを作成する。油膜モデルに対し、Ansys CFXを用いて境界条件を設定する。油膜底面に軸の回転速度を設定する。油膜上面には、速度を定義しない。油膜の両端はドメインインターフェースを用いてつなぐ。
結果・考察:軸とオイルシールのリップ面の接触面積の割合とその油側への偏り程度の違いによって、油漏れを起こすかどうかの判定ができた。
【研究室のホームページアドレス】 http://www.ise.aoyama.ac.jp/lab/newjit/
|
九州大学大学院 田中 亮太 様 |
Ansys FLUENTを用いた固体燃料熱分解ガス改質炉内の熱流体解析

背景: バイオマスや石炭などの固定燃料を熱分解した際に得られるガスを酸素や水蒸気との反応により改質し、発電燃料あるいは化学原料として有用である合成ガス(水素と一酸化炭素)を製造するプロセスは工業的に極めて重要である。 目的: 石炭熱分解ガスの部分酸化改質炉の熱流体解析をAnsys Fluentを用いて実施し、得られた結果を実測値と比較し、妥当性を評価することを目的とする。
特徴: 2000以上の素反応からなる詳細反応速度モデルをFluentに実装可能なレベルにまで、予測精度をできるだけ損なわないように簡略化したモデル(47化学種、410反応式)を使用した。乱流のモデルとしてk-Ɛモデルを使用し、内径0.6m、全長4.1mの改質炉の3次元熱流体解析を実施した。 結果: 本シュミレーションにより熱分解ガス改質特性を高精度に予測することに成功した。
【研究室のホームページアドレス】 http://www.carbonres.com/
|
上智大学 石川 佳紀 様 |
学生フォーミュラにおけるエアロディバイスの効果

フォーミュラ車両の空力による運動性能の向上を目的として行った。フロントウィング、リアウィング、アンダートレイを採用し、シミュレーションと実機試験との比較を行った。リアウィングの解析では、跳ね上げ気流、後流の影響を考慮に入れ、解析空間を従来の2.5倍として行った。解析はハーフモデル、全メッシュ数は約350万とした。タイヤに対しては回転境界を、地面に対しては車両後方への移動境界を与えた。非定常解析の結果、メッシング方法、解析手法の変更により、計算値と実測値との相対誤差が改善された。今後の課題は、車両姿勢変化による影響について解析を行うことである。
【研究室のホームページアドレス】 http://sophia-racing.com/
|
東京工業大学 中瀬 正彦 様 |
Ansys FLUENTを用いたテーラー渦誘起型遠心抽出装置内の油水分散挙動解析

少量有価金属の高効率分離抽出のための小型遠心抽出器の研究・開発を化学実験と数値解析のアプローチで進めている。装置内の油水分散・流動状態の把握は装置高度化のために必須である。そのためAnsys FLUENTを用いて界面追跡可能なVOFモデルによる3次元非定常解析を行った。抽出器と同じ計算体系と詳細かつ良質なヘキサメッシュをAnsys ICEM CFDで作成し、接触角指定で壁面の濡れ性を考慮しつつ、抽出器体系や運転条件、液性条件等の感度解析を行った。結果、テーラー渦構造にのった油相の分散と微粒化が解析され装置開発に資することができた。
【研究室のホームページアドレス】 http://www.nr.titech.ac.jp/~takeshita/
|
東京工業大学 劉 維 様 |
流体及び磁場解析法を活用した半導体めっきプロセス用磁気浮上遠心ポンプの研究開発

解析目的:羽根車を、大ギャップで非接触支持・回転する磁気浮上型遠心ポンプの研究開発のため、1)数値流体力学解析によるポンプ設計、2)磁場解析による磁気軸受、トルク伝達用磁気カップリングの設計を実施する。 解析手法:Ansys FLUENTで、ポンプの吐出流量・圧力、必要とされる回転トルク、インペラに働くスラスト・アキシャル力を予測、その結果に対応して、MAXWELLを用いて磁気軸受の支持剛性、磁気カップリングの伝達トルク特性を解析。 結論:上記、解析に基づき、磁気浮上ポンプを設計、試作。試作機インペラの非接触浮上、ポンプ動作を確認。
【研究室のホームページアドレス】 http://www.nano.pi.titech.ac.jp/
|
長岡技術科学大学 山口 雄輔 様 中林 正隆 様 山崎 渉 様 |
流体構造連成解析によるフィンの推進効率評価

現在、魚類の運動機構を模倣した弾性フィンによる水中推進機構の開発研究が多く行われており、フィンの剛性値が低い方が高い推進効率を得られる事が実験的に確認されている。本研究ではAnsys Mechanicalにて解析したフィンの形状変形と、Ansys CFXにて解析した流れ場との流体構造連成解析をおこなうことで、フィンの持つ剛性と推進効率の関係を明らかにすることを目的とする。フィンの揺動運動に対して推進効率が最大となる剛性値を求め、その流れ場について検討を進めている。
【研究室のホームページアドレス】 http://mcweb.nagaokaut.ac.jp/j/laboratory/laboratory_32
|
星薬科大学大学院 林 祥弘 様 |
医薬品製造工程が錠剤内残留応力分布に及ぼす影響

【目的】 錠剤内残留応力分布は製造工程によって大きな影響を受けることが予測される。本研究では、製造工程が錠剤内残留応力分布に及ぼす影響について検討することを目的とした。
【方法】湿式顆粒圧縮法によりテオフィリン含有錠剤を製した。製造条件の異なる27種類の錠剤を調製した。各錠剤の弾塑性変形および内部摩擦の評価を行い、粉体のモデル化を行った。
【結果・考察】錠剤内に残留するせん断応力は水分添加量および打力に大きな影響を受け、水分量および打力の高い処方は特に不均一なせん断応力分布を示した。 また、錠剤内残留応力と製剤特性は密接な関係を示した。
【研究室のホームページアドレス】 http://polaris.hoshi.ac.jp/kyoshitsu/yakuzai/index.htm
|
その他
製品 |
概要 |
技術資料展示 |
Ansysの各種技術セミナーノートを展示しております。今後の導入、社内教育などの参考としてご覧ください。 |
サイバネットシステム製品展示コーナー |
公差解析や体験型マニュアル作成ツール、CAEエンジニアのための理論教育講座などのサイバネットシステムの様々なソリューション・サービスをご紹介いたします。 |