Ansys 16.0リリース情報 熱流体解析
Ansys 16.0リリース情報に戻る
※利用可能な機能はライセンスによって異なります。詳しくはお問い合わせください。
複雑な形状のプリプロセス機能の大幅な向上
- Ansys FluentとAnsys Fluent MeshingのGUIが改善されました。流体解析モデルの設定や、メッシュ作成の業務が効率化されます。
- Ansys Workbench上で、複数のメッシュデータをAnsys Fluentにて統合可能になりました。
- Ansys Fluent Meshingの各種機能向上により、複雑な大規模メッシュモデルをより効率よく作成できるようになりました。
- 多様性: CADデータ/サーフェスメッシュの両方をインポート可能に
- 操作性: サイズファンクションの可視化/再利用が可能に
- 高機能性: ギャップ/穴/結合性/メッシュ品質等の診断機能
- 正確性: ラッピング機能やその操作性が向上
- スピード: ボリュームメッシング速度の向上/並列メッシングのスケーラビリティ向上

自動車全体を考慮したアンダーフードの熱管理解析事例


約200のボディを考慮したアンダーフードの解析事例(ジオメトリデータと温度分布)。
アジョイントソルバーを用いた形状最適化機能の向上
- 5000万以上の要素数にも利用可能になりました。
- ロバスト性が大幅に向上しました。
- 新しいデザインツールの導入により、複数目標最適化やメッシュモーフィング制御をより効率よく行えるようになりました。

ダウンフォースを増加させるためのリヤウイング形状を最適化した事例
ターボ機械向け機能の向上
- Ansys 16.0の空力-構造解析機能にてより信頼性の高いブレード開発が可能になりました。
- Fourier Transformationを用いた過渡翼列機能が向上しました。
- 単段の非定常ロータ-ステータ機能が可能に
- ピッチ比が大きい単段の回転機器モデルに使用可能に
- クロスフロー中のファン/ベーンなしボリュートのインペラーなどの非対称流れに対応
- 流入口擾乱機能(流入口擾乱下のブレートフラター)
- ブレードフラターを検証する方法として、構造解析との双方向連成解析を実施する以外にも、モーダル解析結果を流体解析に読み込む方法や、流体解析結果を構造解析に読み込む方法があります。Ansys 16.0では、CFXから周波数応答解析のための荷重出力(エンジンオーダーを指定可能)を出力することが可能になりました。

ターボチャージャーの解析事例(PCA Engineering様提供)
流体解析と電磁界解析の連携がさらに強化
新しく導入されたFeedback Iteratorの自動更新機能を用いることで、流体解析(Ansys Fluent/Ansys Icepak)- 電磁界解析(Ansys Maxwell/Ansys HFSS)の双方向連成解析を自動更新で実施することが可能になりました。これにより、「電磁界解析で算出された発熱分布を考慮した熱流体解析」「熱流体解析で算出された温度分布や温度依存性材料物性値を考慮した電磁界解析」などを高精度かつ簡便に実施できるようになりました。
はじめての流体解析 Ansys Fluent体験セミナー
本セミナーでは、汎用流体解析ソフトとして高い評価を受けているAnsys Fluentの機能概要を、解析事例やデモを通してご説明します。
開催地:東京・大阪・名古屋/開催時間:13:30〜17:00
参加費:無料(事前登録制)
本セミナーでは、汎用流体解析ソフトとして高い評価を受けているAnsys Fluentの機能概要を、解析事例やデモを通してご説明します。
開催地:東京・大阪・名古屋/開催時間:13:30〜17:00
参加費:無料(事前登録制)