VirtualLab バージョン5.1.0 リリース情報 (2011年12月リリース)

使用条件

  • Update Serviceが’4th quarter 2011’以降も有効なお客様が利用できます。

アップデート条件

  • Virtual Lab 5.0.0がインストールされている必要があります。

Gratingの解析と最適化

  • Grating コンポーネントの回転に新しい定義法が追加されました。Spherical Angles、 Direction Angles、Cartesian Angles、 Euler、 Sequence of Axis Rotation が新たにサポートされました。
  • Grating Toolbox のTE/TMモードの取り扱いが改良されました。Grating Efficiency AnalyzerのRayleigh Coefficients の出力でTE/TMモードで出力ができるようになりました。
  • Grating Efficiency Analyzer 3D がパラメトリック最適化で利用できるようになりました。エバネッセント波をフィルタリングしたり、解析結果を格納したData Arraysを(Grating Efficiency Analyzer 2Dのように)Parameter Runに挿入したりできるようになりました。
  • General Grating 2DGeneral Grating 3D コンポーネントにスタックの定義を簡潔に行う2つのツール(Swap Stacks、 Use First Stack Only)が追加されました。
  • グレーティングコンポーネントのDecomposition Preview でより詳細な情報が表示されるようになりました。
  • Grating Session Editors はメニューの項目に置き換えられました。メニューを選択すると対応するグレーティングコンポーネントを含むLight Path Diagram が直接出力されるようになりました。これに伴い古いタイプのグレーティングコンポーネントは省かれました。
  • 各種アナライザーをいつでもLight Path Diagramに追加できるようになりました。
  • FMMのデフォルトのエバネッセントオーダーが50に増加されました。新しいGrating Light Path Diagram のシミュレーション時間は若干長くなりますが、結果はより正確になります。
  • Parameter Run でのField Inside Grating Analyzer (1D Fieldの結合出力)はData Arrays を出力フォーマットとして利用するようになりました。1つの出力中に全ベクトル成分が含まれるようになりました。

光線追跡

  • Starter ToolboxのLight Path Diagram にRay Tracingモードが追加されました。これにより光学系の特性の概要を把握することが出来ます。本モードはディテクターが1つだけ設定されたモデルでのみ有効です。Ideal Components ではアパチャーによる光線ブロックの効果のみを考慮します。他の影響は考慮されません。
  • Light Path Diagram では、光源のRay Selection タブで、Ray Tracing モードの追跡光線本数を指定できるようになりました。
  • 光線追跡の結果は新しい3D View で表示されます。光線通過位置を2Dのドット表示で行うこともできます。

カタログとコンポーネント

  • Light Sources CatalogsComponents Catalogsが追加されました。対応するコンポーネントをカタログに登録することが出来るようになりました。
  • Propagation の設定ダイアログが修正されました。全てのコンポーネントでマトリックス状の定義法が採用されました。Double Interface Componentに含まれる2つの面それぞれに伝播計算法が設定できるようになりました。(version 5.0では常に同じ伝播計算法が利用されていました。)両者の設定を同一にするツール Synchronize Interface Propagation Parametersも追加されています。

Parameter Run

  • Parameter Runの出力テーブルで物理的な単位なしの表示ができるようになりました。外部ツールでの解析用に、全テーブル中の個々の値をクリップボード経由で出力する操作をより簡単に行えます。

Optical Interfaceと材質

  • 材質の定義で(Optical Interface と同様の)PeriodizationScalingがサポートされました。
  • Transition Point List Interface で周期構造入力の簡略化を行うツールが用意されました。
  • Rectangular Grating Interfaceで、Slit Width に加えてRelative Slit Widthの定義ができるようになりました。
  • Interfaceの編集ダイアログがより速く開くようになりました。 (特にSampled Interfaceが高速化されました。) 更に、信頼性が向上しています。

表示と Data Arrays

  • 新しい光学系全体の3D ViewがLight Path Diagramから行えるようになりました。表示法を切り替えることもできます。
  • Ray Tracing Analyzer の2D View が改良され、座標軸が表示されるようになりました。
  • Media View、Transition Point View、 Parameter run の1D 結合出力、並びに、Field Inside Grating Analyzer の表示法が新しくなりました。新しい表示法はData Arrays を元にしています。様々な表示法が用意されています。
  • Linkage をOff にした場合、Light Path View では点線で表示が行われるようになりました。
  • 1Dモードの Chromatic Fields Set の表示法が新しくなりました。この表示法は、 Source Catalogのプレビューにも利用されます。
  • Data Arrays へのExportができるようになりました。

その他

  • 起動時に全コンポーネントを読み込むようになりました。これにより新規にダイアログを開く際の所要時間が短縮されます。
  • デフォルト値を設定する項目がGlobal Options に追加されました:
    • Data Arrays に対するDefault Color Lookup Table
    • 新規Light Path Diagramで利用するDefault Color Lookup Table
    • Automatic Propagation Operator の導入直後に利用されるデフォルト値の設定
    • VirtualLab で利用するフォントのサイズと種類を指定するGlobal Font
      デフォルトのフォントはWindowsの設定が自動的に反映されます。これによりVirtualLab はWindowsのdpiスケーリングにより柔軟に対応できるようになりました。
  • ToolsのViewボタンとSaveボタンが統一されました。Light Path Diagram のダイアログ、コンポーネントのダイアログ、Interfaceのダイアログをご確認ください。
  • 等間隔のサンプリングデータをファイルから読みこんだ場合、自動認識するようになりました。
  • Diffractive Optics ToolboxのSession EditorのツールチップがVirtualLab のオンライヘルプへのリンクに置き換えられました。これにより可読性が高まりました。
  • Fresnel Effects Calculator のデフォルト材質が変更されました。Fresnel Effects CalculatorDiffraction Angle Calculator のどちらもFused SilicaをSubstrate、Standard AirをSuperstrate として利用します。更にDiffraction Angle Calculator のデフォルト値が変更されました。
  • Programming Reference にData Arrays の記述が追加されました。


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