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ソリューションWindows XP端末はロックダウンで守る

2014年4月9日のWindows XPのサポート終了後は、安定的かつ安全に利用するための重要なサポートが受けられないため、セキュリティ上および業務上の様々なリスクを抱えることになります。しかし、特定業務などでどうしても残ってしまうXP端末は少なからず存在するようです。

セキュリティリスクを承知で使い続けるならば、できる限りWindows XP端末のセキュリティを高めておきたいものです。そこで、XP端末を安定的かつ安心して使うために必要なセキュリティ対策をご紹介します。

継続して発見されるWindows XPの脆弱性

2014年4月9日、Windows XPのサポートは終了しました。サポート期間中は新たに発見された脆弱性に対して、その度に修正プログラムなどが提供されておりましたが、サポート終了後はプログラムが提供されなくなります。

2013年に提供されたWindows XP セキュリティアップデートの月別件数(下記の図)をみても、緊急度の高いアップデートが継続して提供されていることがわかります。サポート終了後は、新たに発見された脆弱性に対してセキュリティアップデートが提供されなくなるため、OSの脆弱性を狙ったマルウェア感染や不正アクセスへのリスクが非常に高まります。

Windows XPを使い続けるための7つのポイント

しかしながら、既存の業務アプリケーションが最新OSに対応していない等の問題により、どうしても残ってしまうWindows XP端末。では、どのようにしてサポート終了を迎えたXP端末をセキュリティ脅威から守ればいいのか、7つのポイントでご紹介します。

サポート終了OS向けリスク低減ソリューション

上述でご紹介した7つのポイントをすべて実行したとしても、セキュリティリスクが完全になくなることはありません。USBメモリなどの外部デバイスや社内LANに接続された他の端末からのウイルス感染は依然として残ります。

そこで、さらにセキュリティリスクを低減させるためのシマンテックソリューションをご紹介します。

Symantec Critical System Protection / Data Center Security によるセキュリティ対策

Symantec Critical System Protection / Data Center Security によるロックダウンを通じて、サポート終了OSを搭載したクライアント端末やサーバーを未知のセキュリティ脅威の侵入や不正なプロセスの実行から保護します。

ロックダウンとは、セキュリティの問題がないと確認されたファイルやアプリケーションのみをリスト化し、このリストにあるファイルやアプリケーションなどの実行だけをシステムで許可する仕組みです。

Symantec Critical System Protection / Data Center Security は、ルールベースのアプリケーション制御とログやファイル操作の監視によってロックダウンを実現し、様々なシステムを未知の脅威から強力に保護します。

Symantec Critical System Protection / Data Center Security の概要図
Symantec Critical System Protection / Data Center Security の主な機能

Symantec Endpoint Protection によるセキュリティ対策

Symantec Endpoint Protection 12.1は、世界シェアNo.1のPC/サーバーの総合セキュリティ対策製品です。標準搭載機能を利用することで、サポート終了OSのセキュリティリスクを低減させることができます。なお、Symantec Endpoint Protection 12.1は2018年7月5日までサポートを提供します。

サポート終了OS向けリスク低減ソリューション

本ソリューションはWindows XPのみならず、2015年7月14日にサポート終了するWindows Server 2003でもご利用いただけます。

なお、サポート終了OS向けリスク低減ソリューションはセキュリティリスクをすべて低減もしくは解消することは保証しておりません。サポート終了OSをご利用中のお客様はできるだけ速やかに最新OSへのアップグレードを行うことを推奨します。

本ソリューションに関するお問い合わせは専用フォームをご用意しておりますので、お気軽にご連絡ください。

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