19.2 過去のリリース情報

過去のバージョンのリリース情報を紹介しています。

SpaceClaim 19.2

2018年9月、SpaceClaim 19.2がリリースされました。

主な機能強化

モデリング

  • [組合せ]ツール、[割り]ツール、[ボディ分割]ツールのカッターとして、ストラクチャーツリーでプレーンのパターンを選択できるようになりました。この機能強化により、ソリッドやサーフェス、面をワンクリックで等間隔に分割できます。
  • [割り]ツールを用いたエッジ分割で、カッターに使用する複数のプレーンをボックス選択できるようになりました。
  • 複数のプレーンを[移動]ツールで対称移動できるようになりました。

プレーンのパターンを選択したソリッド分割

アセンブリ

  • [分解]ツールのツールガイドに[Move Exploded Components]と[Anchor Components]が追加されました。分解対象のアセンブリと分解方向を決定すると[Move Exploded Components]ツールガイドがアクティブになり、バージョン19.1と同様にマウスドラッグで分解後のコンポーネントの位置を調整できます。[Move Exploded Components]ツールガイドから[Anchor Components]ツールガイドに切り替えると、分解する際にアンカーするコンポーネントを選択できます。
  • [設定]グループに錠のアイコンの[Explodable]トグルが追加されました。アセンブリが分解、配置された状態(「設定」と呼びます)で[Explodable]をクリックしてロックすると、分解前の状態(「デフォルト」と呼びます)で作成されたアセンブリ条件を利用できます。“設定”をロックした場合、[分解]ツールはグレイアウトして使用できなくなるため、[移動]ツールを使用しアセンブリ条件を満たすようにコンポーネントを移動させます。

分解後の配置(初期状態)のプレビュー

[Anchor Components]ツールガイドで赤い円筒を選択した際の配置のプレビュー

[Explodable]トグルがオフの場合(左)とオンの場合(右)

STL編集モジュール(オプション製品)

  • [シェル]ツールのオプションパネルが更新され、インフィルの基本形状が「Extrusions」、「Lattices」、「Minimal Surfaces」の3つのカテゴリに分かれました。カテゴリはプルダウンメニューから選択します。
  • インフィルの基本形状の「Extrusions」カテゴリに「三角形」が追加されました。
  • [厚み付け]ツールのオプションパネルにて、厚み付け方向に「両方」が追加され、両方向への厚み付けが可能になりました。

インフィルの基本形状のカテゴリを選択するメニュー

解析準備

  • 「ビーム」のタイプを表す設定項目「タイプ」がプロパティパネルに追加されました。利用可能なタイプは「ビーム」「ケーブル」「スプリング」「トラス」です。
  • [Workbench]タブに[ボディをオーバーラップ]ツールが追加されました。ボディが干渉していると、干渉部分とそれ以外の部分にボディを分割します。これは、プロパティパネルの設定による共有化が行われていない場合の従来の[SharePrep]ツールと同じ挙動になります。
  • プロパティパネルによる共有トポロジーの設定を[共有]ツールによる共有トポロジーの設定にアップグレードする際に、[共有]ツールを使用するようになりました。従来は[SharePrep]ツールを使用してアップグレードしていました。
  • [Workbench]タブに[共有を強制]ツールが追加され、面、エッジ、ビームの接続を強制できるようになりました。このツールの目的は、モデル全体で[共有]ツールを実行した後、オブジェクト間の許容誤差が他と大きく異なっていたために共有されなかったオブジェクトを共有することです。

※[Workbench]タブは、SpaceClaimと同じPCにANSYSがインストールされている場合に表示されます。


従来の[SharePrep]ツールが[ボディをオーバーラップ]ツールになり、
新たに[共有を強制]ツールが追加された新しい[Workbench]タブ

シートメタル

  • SpaceClaimオプションの「シートメタル>リリーフのデフォルト>コーナーリリーフ」に設定項目「2D角」が追加されました。2D角の設定を有効にすると、3Dモデルではデフォルトのマイターコーナーしか作成できない場合でも、展開モデルではレーザーマイターコーナーが表示されるようになりました。

2D角を無効にした場合のマイターコーナーを含む折り曲げモデル(左)と展開図(右)

2D角を有効にした場合のマイターコーナーを含む折り曲げモデル(左)と展開図(右)

ユーザーインターフェース/グラフィックス

  • フライスルーが有効な時のスピンの方法が変更されました。Altキーを押したままスピンすると、スピン中心はモデルから離れた場所に配置されます。Altキーを押さないでスピンすると、スピン中心はマウスの中ボタンを押した場所に基づきモデル内部に配置されます。
  • SpaceClaimオプションの「表示」に「データムをシーンイメージに追加する」オプションが追加されました。このオプションを有効にすると、デザインウィンドウ上を右クリックして「シーンをコピー」を選択した時に、クリップボードにコピーされた画像には従来と同様に表示中のプレーンや軸、原点が含まれます。無効にすると、プレーンや軸、原点は画像に含まれません。
  • レンダリングクオリティの設定に「カスタム」が追加されました。どれほど実形状に近い表示にするかをカスタマイズできます。
  • ボディを選択した際のプロパティパネルに「Tessellation Quality Level」が追加され、ボディ毎に表示のクオリティを設定できるようになりました。

ファイル入出力

  • 面に適用したテクスチャをOBJファイルにエクスポートできるようになりました。
  • SpaceClaimオプションの「ファイルオプション>ACIS」に「材料情報のエクスポート」オプションが追加されました。この設定はSATおよびSABファイルのエクスポートに適用されます。
  • シーングラフィックスのエクスポートに、バイナリglTF(GL Transmission Format)が追加されました。
  • SpaceClaimオプションの「サポートファイル」で、「最近使用したファイルの表示数」をゼロに設定できるようになりました。
  • Rhino V6.0、CATIA V5-6R2018のファイルの入出力、NX 12のファイルの入力に対応しました。なお、CATIAフィアルの入出力、NXファイルの入力には、対応するデータ交換パッケージのライセンスが必要です。

過去バージョンのリリース情報

 


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