SpaceClaim 2016.2 過去のリリース情報

過去のバージョンのリリース情報を紹介しています。

SpaceClaim 2016.2

2016年8月、SpaceClaim 2016.2がリリースされました。

主な機能強化

モデリング

  • カーブやサーフェスを数式で定義して生成できるようになりました。プリセットされた数式を使用することもできますし、ユーザー独自の数式を入力することもできます。ユーザーが入力した数式は、保存して他のドキュメントで再利用できます。
  • GD&Tフィーチャーをロックする機能が追加されました。ロックすることでGD&T(幾何公差)に反する編集ができなくなります。

数式で生成したカーブとサーフェスの例

GD&Tフィーチャーのロック操作

図面

  • [累進寸法]ツールが強化され、累進寸法の計算が高速化されました。また、[中心線]ツールで作成した中心線をベースラインとして選択できるようになりました。
  • BOM(部品表)の行をカスタムプロパティでグルーピングできるようになりました。
  • 表面性状シンボルを図面シート内および図面シート間でコピー&ペーストできるようになりました。

カスタムプロパティによるBOMの行のグルーピング

解析準備

[プリペア]タブの[ビーム]グループに[接続]ツールが追加されました。隣接するビーム間で接続可能な端点を検出し、ビームを接続します。


ビームの接続可能箇所の検出と接続

リバースエンジニアリング

[スキンサーフェス]ツールによるサーフェスの生成に新しいアルゴリズムが採用され、サーフェス生成がより正確になりました。パッチサーフェス間の正接精度も改良されています。


2016.1と2016.2のスキンサーフェスの実行結果
(どちらもサンプルポイントを100にしています。)

STL編集モジュール(オプション製品)

  • [シェル]ツールで任意の面を除去できるようになりました。薄肉化だけでなく、インフィル機能を使用する際も任意の面を除去できます。
  • [シュリンクラップ]ツールで形状を維持したい箇所を指定できるようになりました。任意の形状を維持し、それ以外の場所にシュリンクラップを適用できます。
  • [穴]ツールによる開口部の修正にガイドカーブを指定できるようになりました。ガイドカーブに沿ったファセット生成や、ガイドカーブで区切られた開口部の一部だけの修正が可能になります。

[シェル]ツールによる上面の除去を伴った薄肉化

ガイドカーブ指定の有無による開口部の修正の違い

スクリプティング

  • 持続性のあるIDマップを利用し、インポートデータに対する操作の記録、実行が可能になりました。これにより、元のCADに戻って変更したモデルに対し、再度同じスクリプトによる編集ができるようになります。なお、制限事項等の詳細はリリースノートをご参照ください。また、ネイティブファイルの読み込みには対応するデータ交換パッケージ(有償オプション)が必要です。
  • [デザイン]タブのスケッチツールがスクリプティング可能になりました。

ファイル入出力

3Dモデルに作成した寸法や注記といったPMIを3D PDF(ジオメトリ)に出力できるようになりました。ただし、本機能を使用するには3DモデルをジオメトリとしてPDFファイルに出力するため、PDFデータ交換パッケージ(有償オプション)が必要です。

その他

SpaceClaim 2016.2から旧リリースとの混在環境が可能となりました。旧リリースが存在する状態でSpaceClaim 2016.2をインストールすると、新たにバージョン番号がフォルダ名に付いたインストールフォルダが生成されます。
なお、フローティングライセンスをご利用の場合に、旧リリースであっても最新リリースであっても使用ライセンスとしてカウントされます。また、混在環境であっても下位互換性はありません。例えば2016.2で作成したscdocファイルは2016.1では開けません。

過去バージョンのリリース情報

 


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