桐原書店さま

情報漏えい対策とIT資産管理をまとめて導入し、円滑な入れ替え作業が完了

Windows XPサポート終了日までにPC入れ替え作業が完了

Windows XPサポート終了日までにWindows 7への移行を終わらせたかった同社は、サイバネットから導入したクラウド型IT資産管理ツール「PC&モバイル管理サービス」を利用して、まずは社内にどれくらいWindows XPが残っているのか正確な台数を把握するためにインベントリ収集を実施した。


PC&モバイル管理サービスの管理コンソール画面

その上で、Windows XP搭載PCを利用しているユーザーには、ハードディスク暗号化ソフト「Check Point Full Disk Encryption」とウイルス対策ソフト「総合セキュリティ対策サービス Powered by Symantec」を予めインストールした状態でWindows 7搭載の新しいPCを渡し、既にWindows 7搭載PCを利用していたユーザーには、一度PCを預かってハードディスク暗号化ソフトとウイルス対策ソフトの入れ替え作業を実施することで、2014年4月9日のWindows XPサポート終了日までにPC入れ替え作業が完了したという。

リモートコントロール機能でサポート負荷が軽減

PC&モバイル管理サービスで導入後に活用している機能の1つに、「リモートコントロール」がある。同社では、若手から年配の方までさまざまな年齢層がいることもあり、ITリテラシーにも差がある。何か問題が発生したときは電話でサポートをしていたが要領を得ないやりとりも多いという。しかし、以前導入していたリモートコントロール製品は、利用する度にコードを発行しなければならず、とても面倒で時間がかかっていた。その点、PC&モバイル管理サービスは、特別な操作を必要とすることなく円滑にリモートコントロール機能を利用できるため、トラブル時の原因究明や迅速な対応に役立っていると語る。

クラウド型IT資産管理ツール PC&モバイル管理サービス

Symantec Endpoint Protectionのクラウド移行は驚くほど簡単

ピアソングループ時代にSymantec Endpoint Protectionを利用していた同社は、機能に満足していたこともあり、継続利用を検討していた。そんな中、Symantec Endpoint Protectionの最新バージョンをサイバネットのクラウド上で提供する「総合セキュリティ対策サービス Powered by Symantec」の存在を知り、新たに管理サーバーを構築することなく利用できることがわかったので、導入を決めた。

Symantec Endpoint Protectionのオンプレミスからクラウドへの移行は、「特にトラブルも発生することなく、意外にさくっと移行することができました」と鈴木氏は語る。総合セキュリティ対策サービス Powered by Symantecでは、PCにインストール済みのオンプレミス版モジュールをアンインストールして、クラウド版のモジュールをインストールする作業を自動化するexeファイルを用意している。そのため、ユーザーのPC上でexeファイルを実行するだけで、クラウドへの移行が完了するので非常に簡単だ。

法人向けウイルス対策製品 総合セキュリティ対策サービス Powered by Symantec

他社のハードディスク暗号化製品から入れ替え。決め手は運用・管理面

実は同社、ピアソングループ時代には他社のハードディスク暗号化製品を利用していた。しかし、「パスワード忘れ対応でユーザーと疎通が図れない」ことに問題があると感じていたため、今回のタイミングで入れ替えを検討することにした。そもそも、暗号化製品を利用しているユーザーがパスワードを忘れた場合には、管理者とユーザーの双方でコードの発行・受渡を行うことでパスワードの再発行を行うことが多い。


Check Point Full Disk Encryptionのパスワード忘れ対応フロー

以前導入していたハードディスク暗号化ソフトでは、そのコードが英数字記号での組み合わせだったが、それらを同社のユーザーに電話で読み上げても、コードが複雑すぎて伝わらないケースがあり、その際にはFAXでコードを送信しなければならず、とても面倒で時間がかかっていたという。その点、「Check Point Full Disk Encryption」では、コードは「数字のみ」なので、対応にかかる時間が短縮できたという。

また、Check Point Full Disk Encryptionは、インストール中にユーザーがPCを操作していても、バックグラウンドで暗号化しているので、業務を止めることなくインストールが完了できる。しかし、以前導入していたハードディスク暗号化ソフトはインストール中に操作をするとトラブルが発生することが多かったため、インストールが完了するまでPCを渡せず、業務に支障を及ぼしていたという。

さらに、「以前導入していたハードディスク暗号化ソフトはピアソングループが直接購入していたので、基本的にはサポート窓口は海外でした。もちろん、日本にもサポート窓口があったのですが、ピアソングループでの契約コードを求められたり、質問をたらい回しにされたりとサポートを受けるのに一苦労していました。その点、サイバネットには専用のサポート部隊が日本にあるので安心して利用することができます。」と柳橋氏は笑顔をみせる。

ハードディスク暗号化製品 Check Point Full Disk Encryption

今後の展望

桐原書店の全国7か所ある営業所では、PCとiPadを併用している。iPadの端末管理は以前導入したMDMを利用しているということだが、徐々にPC&モバイル管理サービスに切り替えていく予定だ。また、PC&モバイル管理サービスで今後リリース予定の「インターネットリモートコントロール」が搭載されれば、社内LANに常時接続していない桐原書店の出張所でもサポートを円滑に実施できるとして、期待していると話す。

「ここまでスムーズに製品を入れ替えられたのは、良い製品に出会えたからだと感じています。特に、製品の導入・運用にあたっては、技術サポートの手助けが重要になりますが、サイバネットのサポートは対応が早くて助かっています。今後とも末長くお付き合いをお願いいたします。」と鈴木氏は締めくくった。

(取材日:2014年8月)



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