ソフトウェアライセンス管理

QAWに内包された「License Guard」は、ソフトウェア資産管理(SAM)の目的である、コンプライアンスの確保(法的リスクの回避や説明責任の確保)やセキュリティの強化、コスト(TCO)の削減を実現するソフトウェアライセンス管理機能です。

正確で低負荷なソフトウェアライセンス管理

License Guardでは、各ソフトウェアのライセンス形態に合わせたソフトウェアのライセンス割り当てや過不足を自動集計できます。QAWを総合的なライセンス管理ツールとして、ソフトウェアの不正コピー防止や、遊休ライセンス活用によるコスト削減にお役立ていただけます。


ソフトウェアライセンス管理までの基本ステップ

ソフトウェア資産管理は「事前準備」「調査の実施」「ライセンス総数とインストール総数の把握・照合」「適正化・維持」から成り立ちます。IT資産管理「QAW」とソフトウェアライセンス管理ツール「License Guard」を利用することで、ソフトウェア資産管理を簡易化・自動化できます。

ライセンス管理方法

ソフトウェア購入時に取得したライセンス証書、使用許諾書に沿ってLicense Guardに保有ライセンス情報を登録し、License Guardに登録したライセンスをPCに割り当てます。QAWで収集したソフトウェアインストール数とLicense Guardで割り当てた割当数を突合せすることで、ライセンス数の過不足管理ができます。

QAW + License Guardの運用環境

過不足レポート

License Guard の特長

ソフトウェア辞書により多岐にわたる使用許諾形態に対応

約4,500種類のソフトウェア辞書に基づいて、ダウングレードやアップグレード、セカンドライセンス、プリインストール使用など、下記のような多種多様なライセンス体系に対応した管理が可能です。ライセンス契約の内容に精通していない方でも、ソフトウェア辞書から購入製品を選択するだけでライセンス形態が分かるので、管理レベルを均一化できます。

専用管理者でなくてもライセンス約款に基づいたライセンス管理が可能

アップグレードライセンスの場合

たとえば下位バージョンのライセンス所有を前提に購入できるアップグレードライセンスをPCに割り当てる場合、アップグレード完了後は元のライセンスは利用できません。

QAWは、これらの約款情報をライセンス管理台帳に正しく反映。アップグレード版をインストールすると、元になったライセンスは管理画面から消え、アップグレード元ソフトウェアは割当てることができないため、ライセンスの不正使用防止に役立ちます。

ダウングレードライセンスの場合

製品の下位バージョンの使用権が付いたダウングレートライセンスを管理する場合、QAWは本来使用可能なバージョンのライセンスを消費しながら、ライセンスを持っていない下位バージョンの利用把握ができます。なおダウングレードは、パッケージ版とボリュームライセンス版の違いによって、権利の有無が異なるものもあります。

QAWはソフトウェア辞書を使って、登録したライセンスとインストール済みソフトウェアの両方の情報を参照し、適正な場合のみ割り当てが可能。本来割り当てられないパッケージ版のライセンスをダウングレードバージョンに割り当てるといった間違いを防止できます。

セカンドライセンスの場合

正規ライセンスとは別に、2台目として所有する携帯用PCでのコピー利用が認められているのがセカンドライセンスです。たとえばオフィスで利用するデスクトップPCと、外出時に使うモバイルPCを所有しているケースでは、セカンドライセンスを使って2台目のPCにもソフトウェアをインストールできます。

QAWは、この使用許諾形態にも対応しています。セカンドライセンスに対応した製品の場合、1つのライセンスを、正規ライセンスとセカンドライセンスに割り当てるので、集計画面でもライセンス超過状態にはならず、正確な台帳が作成できます。

ライセンスの過不足管理でコスト削減/リスク対策

購入したライセンス数とその使用許諾情報、PCへの割当数とインストール情報を元に、過不足数を把握できます。同じ種類の製品ながら、販売形態やバージョンによって製品名が異なっている場合も、ソフトウェア辞書によって購入したライセンス数とインストール数を自動算出。アップグレードやダウングレードなどの多様なライセンス形態にしたがって集計できます。

下記のライセンス過不足管理画面から、No2、9、11はライセンスに余裕があり、他部門のPCにライセンスを割当ることで新規購入を抑制できることがわかります。またNo5、8はライセンスを所有してないのにソフトウェアがインストールされているので、不正使用の可能性があります。No2、No3やNo11の項目からは、アップグレードやダウングレード、セカンドライセンスを各PCに適切に割り当てて、ライセンスの節約ができていることがわかります。

Webコンソールで追加サーバも不要

QAWに内包した「License Guard」は、Webブラウザからアクセスするため、クライアント専用のソフトウェアは不要です。またQAWと同一サーバが使用可能で、QAWが収集したクライアントPCやソフトウェアのインストール情報は自動的に「License Guard」に取り込まれます。そのため情報システム部門ではなく、セキュリティやコンプライアンス、購買関連の部門がライセンス管理業務を行うことも可能です。

QAWとLicenseGuard同居時の動作環境の目安

管理PC台数 CPU メモリ ディスク DB
500台まで Pentium 4 2GHz以上 1GB 以上 30GB以上
(RAID推奨)
SQL Server 2005
Express Edition以上
1000台まで Core2Duo 2GHz以上 2GB 以上 50GB以上
(SAS RAID推奨)
SQL Server 2005
Workgroup Edition以上
5000台まで XeonDualCore 2GHz以上 4GB 以上 250GB以上
(SAS RAID推奨)
SQL Server 2005
Standard Edition以上
  • メモリはPCに搭載されている実メモリ容量を示しています。
  • QAWのインベントリ履歴は10回分保存する運用を想定しています。

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