射出成形CAE PLANETS”MoldStudio 3D”解析事例
「射出圧縮/プレス成形 解析事例(3)  射出成形と射出圧縮成形との比較 」
射出成形履歴を考慮したサンルーフ取付け時の応力評価


サンルーフを解析対象とし、成形履歴を考慮した製品取付け時の応力分布について検討した事例を紹介します。

1. サンルーフ取付け時の応力評価のポイント

成形過程でのそり収縮変形を形状情報として構造解析に反映することによって、成形履歴を考慮した製品使用時の応力評価が可能となります。本事例では、予め決まっている取り付け寸法から求めた変位を強制変位として考慮し、ANSYSによる静的構造解析を行いました。

2. 射出成形履歴を考慮したサンルーフの取付け時の応力評価


2.1.射出成形と射出圧縮成形

通常の射出成形と射出圧縮成形との比較を行います。射出圧縮成形は樹脂の充填中は一時的にわずかにキャビティを拡大し、充填を無理なく行った後、型を閉じてキャビティ全体に充填させる成形方法です。射出圧縮成形には成形時のひずみを低減できるメリットがあります。

2.2.サンルーフ取付け時の応力解析

そり解析から取付け時の応力解析へのフローチャートを以下に示す。

 

3. 検討結果

成形過程の条件によって、製品取り付け時のそり収縮変形状態が変化する。そりモードやそり収縮変形量を正しく評価しておくことで、取り付け時の発生応力を予測することができ、的確な構造設計ができる。



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