RSoft Component Suite 2015.06 リリース

リリース時期:2015年6月

デバイス・ツール(Photonic Component Design Suite)共通

  • 材料ライブラリの更新
    新たにシリコン材料が組み入れられ、これらはPalikのハンドブックに基づいています。以前のものに比べてより正確な結果が得られます。なお、以前のバージョンの材料ライブラリもアーカイブされています。
  • SCL(Synopsys Common Licensing)のバージョンが11.9に更新されます。
  • Windows版のインストーラがFLEXドングル用のUSBドライバを自動的にインストールします。
  • Linux版のインストーラが更新されます。

RSoft CAD

  • 異方性媒質の結晶軸の任意の回転と変化を行なう機能
    異なる配向を持った複数の異方性層を含むLCDのシミュレーションが簡単に行なえるようになります。
  • 変数を読み込む機能が強化され、ユーザーが定義して指定した変数を2つの設計ファイル間で自動的に同期を取ることができます。
  • 拡張されたドロップ・ダウン・メニューにより設定の選択肢が変数で制御可能
    この機能は、Taper、Launch Type、Monitor Type、などに利用できます。
  • 変数テーブル関数が追加され、2次元スラブ導波路の群屈折率、3次元リブ導波路の等価屈折率や群屈折率が計算可能になります。
  • 遠視野像を計算する機能が強化され、中心がずれた近視野像からでもより正確に計算が行なえるようになります。

FullWAVE

  • 異方性媒質と分散性媒質を同時に1つのモデルに含められる
    これにより、金属やその他の複雑な分散特性を持つ物質(LCD中のTN液晶、表面プラズモン、メタマテリアルなど)を含むようなフォトニック構造の高精度なシミュレーションが行なえるようになります。
  • マルチCPUを用いた場合のFullWAVEシミュレーション効率が向上し、最高で3倍の速度が得られます。
  • MOSTクラスタとFullWAVEクラスタを組み合わせて実行する機能が追加されます。
  • 周期境界条件用いた解析で得られるプロットに、回折効率対角度特性が追加されます。

BeamPROP

  • AWG Utilityがシリコン・ベースの設計に対応し、解析フローもより簡単に
    • 2次元、3次元、等価屈折率法が切り替え可能
    • 初期の材料システム(シリカ、シリコン)が利用可能
    • 材料分散を考慮可能
    • レイアウトの耐性を強化
  • 高次のモードを含むファイバ・モードの入射光が改良されます。

DiffractMOD

  • 解析で得られるプロットに、回折効率対角度特性が追加されます。
  • 特定の座標軸に対して構造が一様である場合に、その座標軸に対してHarmonicsが0でないと警告されます。

ModePROP

  • 特定の座標軸に対して構造が一様である場合に、その座標軸に対してHarmonicsが0でないと警告されます。

LED Utility

  • ユーザー定義の入射光をファイルで指定でき、LED内の光源分布を設定して表示が可能
    点光源の位置ばかりでなく、それぞれの座標軸の方向に関する重み付けや対称性の指定も行なえます。これらの情報は、入射光のプロットにも表示されます。

BSDF Utility

  • BSDF Generation Utilityにグラフィカル・ユーザー・インターフェイスが追加
    Utilityのメニューから起動でき、生成の手順が大幅に簡素化されます。
  • 材料分散を含めた計算をLightToolsで行なう際にUDOPを用いると、補間に伴う屈折率の不整合が起こる問題が改善されます。
  • BSDF Utilityのマニュアルが単独で提供されます。

MOST

  • MOSTクラスタとFullWAVEクラスタを組み合わせて実行する機能が追加されます。

RSoft System Suite 2015.06
リリース情報

リリース時期:2015年6月

OptSim

  • OptSim DSPライブラリ
    MATLABに基づいたデジタル信号処理(DSP)アルゴリズムのライブラリで、コヒーレント送受信器に用います。提供されているDSPアルゴリズムから選りすぐりのものを使ったり、修正したり、自分自身のアルゴリズムを組み込んだりして、システムの性能評価を行なう柔軟性を得られます。
  • PM-8QAM用の送信器と受信器のモデル
  • 追加されたアプリケーション・ノート(ツールと共に提供される設計例とその解説)
    1. DSPライブラリを用いるPM-QPSK、PM-16QAM、PM-64QAM、の各システム
    2. PM-8QAMを用いるシステム

OptSim Circuit

  • IMECによるフォトニック・チップ用PDK
    このプロセス・デザイン・キット(PDK)を用いることで、フォトニック・チップ設計者がファウンドリ固有のコンポーネントを自身の回路設計に組み込むのが容易になり、ファウンドリのプロセス・エコシステムがより身近なものになります。
  • 進行波Mach-Zehnder変調回路
    光信号とRF信号の複雑な双方向的な相互作用に対する知見を、設計者が得ることができます。
  • コネクタに起因するマルチパス干渉(MPI)のモデル化
    マルチモード信号のMPIを扱うことができるようになります。(オプション製品のModeSYSが必要)
  • 追加されたアプリケーション・ノート(ツールと共に提供される設計例とその解説)
    1. 進行波Mach-Zehnder変調回路を用いて、電気的な実効屈折率や負荷インピーダンスの変動を解析します。

ModeSYS

  • 大口径ステップ・インデックス・マルチモード・ファイバのモデル
    Gloge power-flow法に基づいており、大口径(200μm以上)のマルチモード・ファイバの効率的なモデリングとEncircled Angular Flux(EAF)の解析が可能になります。
  • 追加されたアプリケーション・ノート(ツールと共に提供される設計例とその解説)
    1. コア径が1mmのステップ・インデックス・ファイバをGloge power-flow法に基づいて解析します。

過去のリリース情報一覧

RSoft Component & System Suite 2017.09リリース
RSoft Component & System Suite 2017.03リリース
RSoft Component Suite 2016.12リリース
RSoft Component Suite 2016.09リリース
RSoft System Suite 2016.06リリース
RSoft Component Suite 2016.03リリース
RSoft Component Suite 2015.06-2 & System Suite 2015.12リリース
RSoft Component Suite 2015.06-1 リリース
RSoft Component Suite 2015.06 リリース
RSoft Component Suite 2014.09-1リリース(2015年4月)
RSoft Component Suite 2014.09リリース(2014年9月)
RSoft Component Suite 2013.12-1〜2リリース(2014年3月)
RSoft Component Suite 2013.12リリース(2014年1月)
RSoft Component Suite 9.0 サービスパック15〜16リリース(2013年9月)
RSoft Component Suite 9.0 サービスパック14 リリース(2013年6月)
Passive Component Design Suite Version 9.0の販売を開始(2012年4月18日)
Passive Component Design Suite Version 8.3の販売を開始(2011年9月7日)
LED Utilityの販売を開始(2011年9月7日)
OptSim 5.2の販売を開始(2010年12月20日)
DiffractMOD 3.2の販売を開始(2010年9月13日)
OptSim 5.1の販売を開始(2009年8月6日)
Passive Component Design Suite Version 8.1の販売を開始(2008年8月18日)
ModePROPの販売を開始(2008年1月15日)
OptSim 4.7の販売を開始(2007年7月25日)
RSoft Passive Component Design Suite 8.0の販売を開始(2007年5月14日)
RSoft Passive Component Design Suite 7.0の販売を開始(2006年8月8日)
OptSim 4.6の販売を開始(2006年7月7日)
LaserMOD 2.2の販売を開始(2006年1月17日)
FemSIMの販売を開始(2005年10月24日)
MOSTの販売を開始(2005年4月11日)
DiffractMODの販売を開始(2004年6月15日)
OptSim 4.0の販売を開始(2004年5月13日)
ModeSYSの販売を開始 (旧名称:Multimode Simulation Platform)(2003年7月7日)
LaserMODの販売を開始(2003年4月14日)
GratingMODの販売を開始(2003年3月17日)
BandSOLVEの販売を開始(2002年12月11日)