RSoft Component Suite 2013.12-1〜2リリース

2014年3月

デバイス・ツール(Photonic Component Design Suite)共通

  • ライセンスの仕組みであるSCL(Synopsys Common Licensing)に関して、以下の問題が解決・改善されます。
    • Linux上で、rslmd(ライセンス・デーモン)が周期的に停止してしまう問題が解決されます。
    • WindowsやLinux上で、SCL起動時の速度が改善されます。
    • Windows Server 2012やWindows 8用のデバイス・ドライバが含まれます。
    • Windows上で、MOSTを用いて解析の総数が非常に多数になるパラメータ・スキャンを行うと、ライセンス・エラーで停止してしまう問題が解決されます。
    • Linux上で、FullWAVEクラスタの実行時に、rslmdがこのクラスタ・ノード上で実行中でない、というライセンス・エラーが発生する問題が解決されます。
  • Linux上で、以下の問題が解決・改善されます。
    • フォント・パッケージが不足する際に、警告が表示されるようになります。
    • Extended Segments用のドロップダウン・メニューが正しく表示されるようになります。

CAD Layout

  • BSDFユーティリティに関して、以下の拡張が行われます。
    • RSoft BSDFユーティリティで、bsdfgenコマンドを用いてデータベースを生成する際に、構造の両側(front、back)からの情報を生成できるように拡張されます。
    • RSoft BSDFユーティリティで、bsdfutilコマンドを用いてLightTools BSDFへ変換する際に、構造の両側(front、back)からの情報を利用できるように拡張されます。
    • ベータ版のLightTools UDOPが作成され、RSoft BSDFユーティリティで生成された情報を活用して、偏波および異方性(つまり、90度を超えるPOI)がサポートされます。

BeamPROP

  • 解析時のデフォルトの境界条件が変更されます。
    Full Transparent Boundary Condition (TBC) からSimple TBCに変更されます。これは、いくつかの設計例で、計算精度やノイズの面でSimple TBCの方が優れている、という結果が得られたためです。

FullWAVE

  • 材料分散を含まないモデルであっても解析が不安定になる問題が解決されます。
    非常に小さな材料損失が構造に対して与えられた場合、あるいは損失がある材料と損失がない材料との境界で屈折率の平均化処理が内部で行われた場合に発生しています。

DiffractMOD、ModePROP

  • 透過・反射方向に対して構造が繰り返されている場合に、メモリ使用量が改善されます。
    これは、基本的には自動的に行われ、速度が犠牲になるなることはありません。また、さらに進んだメモリ使用量の最適化機能もありますが、こちらは速度が多少犠牲になります。
    この機能は、Advanced Optionsダイアログで[ALGORITHM]タブを選んで、Use Memory Optimizationドロップダウン・メニューから設定します。
    デフォルトはNo(使用しない)ですが、When Possibleを選べば可能な場合にこの機能を使用し、Forceを選べば常にこの機能を使用します。
    ただし、電磁界の分布を求める、などの機能が使用できなくなることがありますので、選択には注意が必要になります。

LaserMOD

  • Linux上で、生成されるプロット出力の問題が解決されます。
    ある種のプロット出力では、表示するためのデータ・ファイルが絶対パスで指定されており、WinPLOT(プロットを表示するソフトウェア)で正しく読み込めなくなっています。

今回のマイナー・バージョンアップでは、以下の製品について新機能の追加や大幅な機能の改善はありません。

  • BandSOLVE
  • GratingMOD
  • FemSIM
  • MOST
  • LED Utility
  • Solar Cell Utility
  • Tapered Laser Utility
  • Multi-Physics Utility

2014年のRSoft製品のプラットフォーム変更の予定

RSoft製品のプラットフォーム(ソフトウェアの動作環境)について、バージョン 2013.12に関係するサービス・リリース(2013.12-X) をもって、以下のプラットフォームのサポートが終了します。

  • Windows XP
  • Windows Vista
  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 4

32ビット版オペレーティング・システムは、2014年の中期〜後期に公開される予定のバージョン 2014.M(Mは月を表す数字)以降はサポートされません。
64ビット版のWindowsまたはLinux環境への移行を推奨いたします。

過去のリリース情報一覧

RSoft Component & System Suite 2017.09リリース
RSoft Component & System Suite 2017.03リリース
RSoft Component Suite 2016.12リリース
RSoft Component Suite 2016.09リリース
RSoft System Suite 2016.06リリース
RSoft Component Suite 2016.03リリース
RSoft Component Suite 2015.06-2 & System Suite 2015.12リリース
RSoft Component Suite 2015.06-1 リリース
RSoft Component Suite 2015.06 リリース
RSoft Component Suite 2014.09-1リリース(2015年4月)
RSoft Component Suite 2014.09リリース(2014年9月)
RSoft Component Suite 2013.12-1〜2リリース(2014年3月)
RSoft Component Suite 2013.12リリース(2014年1月)
RSoft Component Suite 9.0 サービスパック15〜16リリース(2013年9月)
RSoft Component Suite 9.0 サービスパック14 リリース(2013年6月)
Passive Component Design Suite Version 9.0の販売を開始(2012年4月18日)
Passive Component Design Suite Version 8.3の販売を開始(2011年9月7日)
LED Utilityの販売を開始(2011年9月7日)
OptSim 5.2の販売を開始(2010年12月20日)
DiffractMOD 3.2の販売を開始(2010年9月13日)
OptSim 5.1の販売を開始(2009年8月6日)
Passive Component Design Suite Version 8.1の販売を開始(2008年8月18日)
ModePROPの販売を開始(2008年1月15日)
OptSim 4.7の販売を開始(2007年7月25日)
RSoft Passive Component Design Suite 8.0の販売を開始(2007年5月14日)
RSoft Passive Component Design Suite 7.0の販売を開始(2006年8月8日)
OptSim 4.6の販売を開始(2006年7月7日)
LaserMOD 2.2の販売を開始(2006年1月17日)
FemSIMの販売を開始(2005年10月24日)
MOSTの販売を開始(2005年4月11日)
DiffractMODの販売を開始(2004年6月15日)
OptSim 4.0の販売を開始(2004年5月13日)
ModeSYSの販売を開始 (旧名称:Multimode Simulation Platform)(2003年7月7日)
LaserMODの販売を開始(2003年4月14日)
GratingMODの販売を開始(2003年3月17日)
BandSOLVEの販売を開始(2002年12月11日)