Optimus Day 2014

近年のグローバル化により、製造業の現場では仕様の高度化、納期の短期化など市場からの要求が厳しくなっています。こうした中、Optimus 導入により解析プロセスの自動化・統合化に成功、また設計根拠(データ)を使い、社内・社外のコミュニケーション力を高めることで、開発期間の大幅な短縮に成功した企業が出てきています。

本セミナーでは、基調講演に、金沢大学の北山 哲士先生をお迎えし、昨今の最適化のトレンドを含め、逐次近似最適化手法の有用性について、ご紹介いただきます。さらに、Optimus製品の具体的なユーザ事例紹介、Optimus製品の次期バージョンの機能紹介や開発ロードマップなどについてもご紹介します。

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講演風景
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展示会場
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開催概要

東京
日程 2014年12月19日(金) 10:30〜18:20(10:00受付開始)
会場 アキバプラザ 6F セミナールーム1
東京・秋葉原 [MAP]
主催 サイバネットシステム株式会社
対象 ・最適化を業務で取り組んでいる、もしくはこれから取り組まれる方。
・CAEを用いた設計プロセスの効率化を図りたい方。
※最適化の知識が無い方でもご参加いただけます。
※ハードウェア/ソフトウェアベンダー様、および個人でのお申込みのお客様はご参加をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
定員 100名
参加費 無料

タイムテーブル

時間東京(12/19)
10:30-10:40開会の挨拶
10:40-11:40 基調講演
逐次近似最適化による工学設計問題の一解法

金沢大学 理工研究域・機械工学系 准教授 北山 哲士 氏

11:40-12:00 Optimus紹介
Optimusの紹介とロードマップ

サイバネットシステム株式会社 システムCAE事業部 PIDO部 営業グループ
グループマネージャー 中本 伸吾

12:00-12:30 開発元講演
Optimus transforming simulation based engineering

Noesis Solutions NV
Chief Technology Officer Naji El Masri

12:30-13:30昼食 〜展示コーナーにて、デモ展示をご覧ください〜
13:30-14:10 ユーザー講演
光学製品設計への最適化手法の適用事例

株式会社 東芝 生産技術センター 光技術研究センター 玉置 紗矢加 氏

14:10-14:50 ユーザー講演
金型設計における品質工学を活用したCAE解析事例

株式会社 ミツバ 加工技術センター 三田 智彦 氏

14:50-15:20 サイバネット講演
製品不具合予測の自動化 〜不具合検出および対策への適用〜

サイバネットシステム株式会社 システムCAE事業部 PIDO部 技術グループ
サブマネージャー 半澤 昭光

15:20-15:40コーヒーブレイク
15:40-16:20 ユーザー講演
Optimusを利用したツール連携と自動化、効率化の取り組み

株式会社 安川電機 品質保証部 信頼性技術センタ信頼性技術開発グループ
技術担当課長 小宮 剛彦 氏
株式会社 安川電機 開発研究所 自動化機器技術グループ
研究開発員 柿原 正伸 氏

16:20-17:00 ユーザー講演
任意負荷経路の測定値に基づく異方性降伏関数のパラメータ決定法

元・三菱マテリアル株式会社
現・日本工業大学 機械工学科 准教授 瀧澤 英男 氏

17:00-17:20休憩・移動
17:20-18:20情報交換会

※講演内容は、予告なく変更される場合があります。予めご了承下さい。
※情報交換会は本セミナーに参加された全員の方がご参加いただけます。

講演概要

基調講演逐次近似最適化による工学設計問題の一解法

金沢大学 理工研究域・機械工学系
准教授 北山 哲士 氏

工学設計問題の中でも特にシミュレーションコストが大きい場合、応答曲面法を用いた方法が有効である。近年では、新たなサンプル点を追加して、応答曲面を段階的に更新して最適解を求める逐次近似最適化の有効性が認知されている。本講演では特に、Radial Basis Function networkを用いた逐次近似最適化法を概説した後、工学設計問題の中でも特に加工や射出成形への適用事例を紹介する。

Optimus紹介Optimusの紹介とロードマップ

サイバネットシステム株式会社 システムCAE事業部 PIDO部 営業グループ
グループマネージャー 中本 伸吾

Optimusは1996年に誕生して以来、20年近く世界中のお客様にご愛用頂いている汎用最適設計支援ツールです。特に近年のバージョンアップでは、使い勝手を追求したOPENESSな開発環境の提供や、計算効率を重視した最適化手法の搭載、より深い分析を可能にするデータマイニング機能の追加などの目覚ましい発展を遂げております。本講演では、これらのOptimusの特筆すべき新機能のご紹介とロードマップをご紹介いたします。

開発元講演Optimus transforming simulation based engineering

Noesis Solutions NV
Chief Technology Officer Naji El Masri

2014年10月にフランス パリにて開催されました「Optimus World Conference 2014」での各国からのユーザ事例やソリューションの発表についてのご報告、また Noesisの今後の展開についてお話します。

ユーザー講演光学製品設計への最適化手法の適用事例

株式会社 東芝 生産技術センター 光技術研究センター 玉置 紗矢加 氏

製造業においては、グローバル競争の激化にともない製品のライフサイクルは短くなってきており早期の製品上市が求められている。LEDやCMOSイメージセンサなどの光学製品でも開発期間の短縮が求められており、われわれは光学シミュレーションを利用した光学系の設計による試作回数の削減に取り組んできた。このなかで短時間でより高い設計をするために、光学シミュレーションと最適化手法を組み合わせた設計事例について紹介する。

ユーザー講演金型設計における品質工学を活用したCAE解析事例

株式会社 ミツバ 加工技術センター
三田 智彦 氏

プレス・鍛造等の金型設計において、CAE解析による設計の事前検証が実業務で活用され、最適化に向けた展開では、品質工学によるロバスト性を考慮した評価も行われてきている。本報告では鋳造金型におけるCAE解析を題材に、Optimusの品質工学機能と自動化機能を利用したCAE解析を実施したので、その結果について紹介する。

サイバネット講演製品不具合予測の自動化 〜不具合検出および対策への適用〜

サイバネットシステム株式会社 システムCAE事業部 PIDO部 技術グループ
サブマネージャー 半澤 昭光

最適設計支援ツールの利用が一般的となった現在、最適化アルゴリズムによる最適設計が多くの現場で取り組まれています。しかしながら実際の設計においては性能を追求した最適解を得るだけではなく、製品の不具合を予測し対策を実施することも重要な業務となっています。様々な故障や不具合パターンをシミュレーションにより自動検出することができれば、検出漏れを低減し事前に対策を検討することも可能となります。結果として設計の手戻りを減らし設計者の業務負荷軽減にも繋がります。本講演では、回路設計における故障解析と光学設計における不具合対策の自動化について事例を通してご紹介致します。

ユーザー講演Optimusを利用したツール連携と自動化、効率化の取り組み


株式会社 安川電機 品質保証部 信頼性技術センタ 信頼性技術開発グループ
技術担当課長 小宮 剛彦 氏(右上)
株式会社 安川電機 開発研究所 自動化機器技術グループ
研究開発員 柿原 正伸 氏(右下)

安川電機では品質力強化への取組みとして、より自由度の大きい開発や設計の源流で、品質や信頼性を作り込むフロントローディングを推進し、設計起因による故障の撲滅に向けた未然防止活動を強力に進めている。
 シミュレーション活用によるフロントローディングは、そのままでは設計者のスキル(≒経験・勘・度胸)依存であった。この打破を期待し品質力強化と設計の効率化とコスト低減とを両立できるOptimusを導入した。今回、Optimus導入経緯や活用方法について紹介する。

ユーザー講演任意負荷経路の測定値に基づく異方性降伏関数のパラメータ決定法

元・三菱マテリアル株式会社
現・日本工業大学 機械工学科
准教授 瀧澤 英男 氏

板成形解析には,現実の材料特性を表現できる構成則モデルが不可欠である。一般に表現力の高い降伏関数は多くの材料定数を含み、それらを多軸応力試験の結果から同定する必要がある。本報告では、変位比一定型の二軸負荷試験機を前提とし、ひずみおよび応力経路のデータから誤差最小化により塑性特性パラメータを求める手法を提案する。また、有限要素解析による模擬実験結果を用いて提案手法の有効性を検証した結果を示す。

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はじめての最適化セミナー

最適化に興味はあるが何から始めて良いかわからないという方や最適化について1から学びたいという方向けに、特定のソフトウェアに偏らない、最適化の一般的な基礎知識を分かりやすく学び、演習問題を通して実際に最適化を体験していただきます。
これまで最適化に関して抱いていた、たくさんの疑問を解決し、最適化をもっと身近に感じていただくためのセミナーです。

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本セミナーでご紹介いたしましたOptimusの無償評価版を用意しています。セミナー聴講だけではわからない操作性をなどをご体験いただき、実課題へ適応検討などにお役立てください。評価期間中は技術サポートも無償でご提供させていただきます。

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