リリース情報

リリース概要

Optimus Revision 10

本バージョンでは、ユーザーの利便性を向上するためのダイレクトインタフェースを3種追加しました。また、最適化手法を強化し、従来よりも少ない計算回数で高精度の最適解を算出することが可能となりました。これらにより各種操作性が向上し、開発期間の短縮および高品質な製品設計が可能となり、「誰もが簡単に使える最適設計支援ツール」を実現しました。

リリース日

2011年2月

主な新機能と特徴

最適化手法の強化と追加

少ない計算回数で高精度の最適解を算出することができるOptimusの最適化手法を追加・強化しました。

  • Adaptive Region Methodの強化
    Adaptive Regionは、Rev 8より搭載された内部的に応答曲面を利用することで、高い計算効率を実現する手法です。今回のバージョンアップで、応答が複雑な問題にも対応できるようになりました。
  • 多目的最適化手法の追加
    多目的最適化手法を新たに4種類搭載し、計算効率と精度を更に大きく向上させました。

ダイレクトインタフェースの新規搭載

ダイレクトインタフェースとは、Optimusと組み合わせて利用する各種ツール(CAD・CAE)を自動実行する設定を不要にする機能です。各種ツールのファイルを選択すると、Optimusが設計変数と出力値の候補を自動で抽出します。

Rev 10には、以下の3製品のダイレクトインタフェースを新たに追加し、各ツール間の操作性を大きく向上しています。

  • Autodesk Moldflow Insight
  • Creo/Elements Direct (旧 CoCreate Modeling)
  • SpaceClaim

ダイレクトインタフェースの利用手順

データマイニング機能の追加と強化

Optimusの特徴の一つであるデータマイニング機能をさらに強化しました。
設計変数と出力値の計算値を直感的に把握することができる「平行座標プロット」を新規搭載しました。平行座標プロットは、パラメータの制約を満たすことができる計算値を直感的に絞り込むことが可能です。また、既存のデータマイニング機能についても操作性をさらに改良し、よりユーザーフレンドリーな環境を実現しています。

平行座標プロットの画面
平行座標プロットの画面

ワークフロー機能の強化

Optimusと各種ツールの自動化を設定するワークフロー機能を強化しました。複雑な実行条件を含むワークフローもGUI上で簡単に設定できるようになり、複雑/多様化するシミュレーションを用いた設計にも柔軟に対応することが可能になりました。

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