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製品情報

基本パッケージ

パッケージは、Optimusの基本構成です。
基本構成となるパッケージについては、5パッケージの中からプリ・ポスト用のAutomationと計算実行用のDiscoveryを組み合わせるか、Full Premiumをお選び頂く必要があります。

プリ・ポスト

Optimus Automation

特長

Optimus GUI上で基本的なプリ・ポスト処理が行える構成です。
各種シミュレーションツールやExcel, 内製プログラムなどの自動実行環境を構築できます。また、ポスト処理機能を用いて自動実行や最適化計算により収集したデータを分析することができます。

自動化
GUI上でワークフローを構築する環境をご提供します。
少ないマウスクリックで自動化に必要なワークフローの設定が容易に行えます。

ダイレクトインタフェース
Excelインタフェースを標準で提供しています。また、各種インタフェースの中から1種類お選び頂けます。

デフォルト・テーブルメソッド
ユーザーが指定した1個、もしくは複数個の設計変数の組み合わせに従いシミュレーションを自動実行します。

ポスト処理・レポート
多彩なポスト処理機能を使用する事で入出力変数間の関係や問題の特性などを分析することができます。

実験データのインポート
実験データのインポート機能を用いることで実機による実験データや実行済みのCAEの計算結果を簡単な操作でOptimusに取り込み、分析を行うことができます。

Open Access
各種プログラムをOptimusのGUIに組み込み動作させることができます。例えば、ユーザーが作成したインタフェースを用いてワークフローを作成したり、ユーザーが作成した最適化アルゴリズムを用いて最適化を実施したりすることができます。

Optimus Premium Automation

特長

プリ・ポスト機能の上位パッケージです。Optimus Automatonの機能に加え、4つのダイレクトインタフェース(合計5つ)とタスクリスト機能が追加されます。
※Optimus Automatonとの差分を下記に示します。

ダイレクトインタフェース
Excelインタフェースを標準で提供しています。また、各種インタフェースの中から5種類お選び頂けます。

タスクリスト
予め設定したパラメータスタディや最適化計算をボタン一つで順次実行させることができます。これにより、夜間や休日といった長時間の不在時にも計算を実行させることができます。

計算実行

Optimus Discovery

特長

Optimus GUI上で基本的な計算が実行可能な構成です。実験計画法・応答曲面法に取り組みたい方や簡単な最適化問題に取り組みたい方にお勧めの構成です。

実験計画法
分析の目的に合わせて各種実験計画法を実施しデータをサンプリングすることができます。一般的に使用されている手法を多数搭載しています。手法を選択するだけでサンプリング候補が自動的に算出されるため、手作業でのサンプリングに比べ工数を大幅に削減することができます。

応答曲面法
実験計画法や最適化手法、実験データのインポートにより収集したOptimus上のデータを基に応答曲面モデルを作成することができます。最小二乗法などの多項式近似やディープニューラルネットワークなどの機械学習などを簡単に実行することができます。

単一目的最適化手法(局所最適化手法)
単一目的の局所的最適化アルゴリズムを使用することができます。ある設計値をより改善したい場合や簡単な最適化問題を解きたい場合に有効です。

分散処理
実験計画法や最適化アルゴリズムによるシミュレーション実行を、1台や複数台のCPUコアを用いて分散処理を行うことができます。この機能により計算負荷の大きいモデルや大規模なシミュレーション実行にも対応することができます。

Optimus Premium Discovery

特長

計算実行機能の上位パッケージです。Optimus Discoveryの機能に加え、より高度な実験計画法や本格的な最適化アルゴリズム、バラツキを取り扱うロバスト性・信頼性手法が追加されます。
※Optimus Discoveryとの差分を下記に示します。

実験計画法(Adaptive DOE)
一般的な実験計画法に加え、より高度なAdaptive DOEという機械学習を用いた適応型の実験計画法を使用できます。

単一目的最適化手法(大域的最適化手法)
設計空間全体を探索し、最も優れた最適解を探索することができます。局所的最適化手法に比べ、より複雑な最適化問題を取り扱うことができます。

多目的最適化手法
競合する複数の目的関数(評価値)を同時に改善する為の探索を行うことができます。探索により、複数の目的関数のバランス違いの解(パレートライン)を算出することができます。

ロバスト性・信頼性解析
設計変数にバラツキが発生した時の出力への影響を算出することができます。これにより、より現実に近い(不確定要因を考慮した)シミュレーションを行うことができます。

品質工学
田口玄一博士によって考案された新技術開発・新製品開発を効率的に行う手法です。設計段階から製品のロバスト性を考慮したパラメータ設計を行うことができます。

フルパッケージ

Optimus Full Premium

特長

プリ・ポストと計算実行が一纏めになったパッケージです。Optimus Premium AutomationとOptimus Premium Discoveryに加え、下記の機能が追加されます。

ダイレクトインタフェース
一部のインタフェースを除き、ほぼ全てのインタフェースをご利用頂けます。

分散処理
分散処理数の制限が解除され、大量のCPUを用いて無制限に分散処理を行うことができます。

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