Optical Solution Conference2010開催〜生活に役立つ光〜

講演内容

【基調講演】
光でナノを見る・操る−ナノフォトニクスの過去と未来
大阪大学大学院 工学研究科 応用物理学教室教授 / 理化学研究所主任研究員 河田 聡 氏
波長の限界を超えて、光でナノを見て操る研究の歴史と将来の展望をレビューする。
特に金属のナノフォトニクスであるプラズモニクスの原理と応用を解りやすく紹介する。
“額で見る”オーデコの研究・開発について
株式会社アイプラスプラス 代表取締役社長 菅野 米蔵 氏
視覚障害者のバリアフリー社会のサポートとして、“額で見る(オーデコ)”を開発した。
本講演では、視覚障害者の目・光の代替手段となるオーデコの開発経緯や展望に関して報告する。
近赤外分光法による血糖値の非侵襲測定技術
パナソニック電工株式会社 先行技術開発研究所 ヒューマンテクノロジー研究室 副参事 丸尾 勝彦 氏
採血をせず非侵襲的に血糖値を測定する技術は、多くの研究者により長年検討されてきたにも拘らず、未だに実用化されていない。
本講演では、近赤外分光法で血糖値を測定することの技術的な困難性を解説するとともに、そのブレークスルーに対する当社の取り組み、および当社技術開発の現状について報告する。
生物のナノフォトニック構造
大阪大学 大学院生命機能研究科 教授 木下 修一 氏
自然界では、様々なナノフォトニック構造が自発的に作られ、構造発色に使われている。
蝶や鳥など生物に例をとりながらその仕組みを解き明かしていく。
固体照明が拓く明るい未来 - 新しい発光ダイオードの開発 -
京都大学 工学研究科 電子工学専攻 教授 川上 養一 氏
白色発光ダイオード(LED)は、一般照明はもとより、外科手術や寺社・美術品など高品位な演色性制御が求められる分野での応用も注目されている。
本講演では、白色LEDを用いた固体照明の現状と将来展望とともに、窒化物半導体の半極性面を利用した高効率・高偏光性の緑色LEDや半導体の微細な3次元構造を用いた蛍光体フリーの白色LEDについて報告する。
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