光学用語集多層膜

多層膜は基板となる光学材質に誘電体薄膜を複数枚重ねています。単に多層膜とは言っても様々な種類があります。代表的な例では光学材質表面に対して入射光線の反射を防止させ反射のロスを減少させることで透過率を向上させる反射防止膜があります。その反対にある特定の波長域で極めて高い反射率を実現する多層膜ミラーもあります。また、入射光に対する透過・反射比率を設定し、必要に応じてビームを分割することのできるハーフミラーも多層膜の一例です。多層膜には様々な種類がありますが光通信ではWDM(波長分割多重)伝送に利用されています。多数の周波数帯域に分割して多重化された光信号に対し、多層膜によって特定の帯域のみを透過したり反射したりすることで信号の分別を行なうことができます。

CODE Vには多層膜コーティング設計と解析を行うためのMULオプションがあります。コーティング層の定義・基板の指定により、レンズ面に多層膜を蒸着したときの特性を評価することができます。また最適化では多層膜の入射角に対する反射率と透過率が波長ごとに計算されます。

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