M-SeeC Ⅱとは

M-SeeC Ⅱ(Management and Sharing Environment for Engineering data , Cybernet Ⅱ)とは、電子・電気設計部門で登録、蓄積、利用される「品目(部品)情報/BOM(部品表)/回路データ/基板データ/各種ドキュメント等のデータを一元化するPDMシステムです。統一された設計環境により様々なデータ生成/管理を可能とし、設計者/部門間で各種データの共有化促進業務の標準化を図ります。M-SeeCを導入した場合のシステム構成図は、下記の通りとなります。


M-SeeC II システム構成図

M-SeeC Ⅱ特長

  • マルチCADに対応し、複数のE-CADが存在する場合に段階的なシステム構築が可能
  • 電気設計環境だけでなく、製造準備を含む業務フローをカバーできるソリューションを持ち設計の上流から下流までのデータの一気通貫を実現
  • 単基板用のBOM作成から製品全体のBOM作成・管理が可能
  • コンフィグ機能に優れ、ユーザのメニュー操作にて設定が可能

サイバネットが提供するメリット

CADデータや部品情報の管理だけでなく、成果物の管理が可能

  • 回路図や基板データを再利用することにより、熟練設計者の知識/経験の展開と共有が可能
  • 設計データを一元管理することによる、データ検索にかかる工数を削減

面倒な付帯業務の自動化が可能

  • BOMの作成/整形や差分表の作成/チェック等の設計の付帯業務をシステムに任せることが可能

将来的なシステムの拡張が可能

  • 社内の基幹システムとの連携により部門を超えたデータ共有が可能
  • 基板シミュレーション環境の拡張により、社内保有技術の拡張が可能