SlimVisionが商品開発「ものづくり」に貢献 株式会社タニタ


株式会社タニタ

「SlimVisionは、操作する人によって計測数値に誤差が出ることがありません」

株式会社タニタ 開発部 商品開発課 笠原 靖弘 様

使用製品 SlimVision


体重計や体脂肪計の製造企業として著名であり、 ミリオンセラーのレシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂」で国民的な知名度を持つ株式会社タニタ様。
同社は、内臓脂肪計測ソフトウェア「SlimVision」のユーザです。
今回、同社で商品開発をされておられる 笠原靖弘 様 にお話を伺いしました。

商品開発に貢献したSlimVision

Q:商品の特徴について教えてください。


新製品:腹部脂肪計 AB−140

腹部脂肪計 AB−140(右図)は、世界で初めて実用化された「腹部脂肪計」です。
今回開発した“腹部インピーダンス法”により、仰向け姿勢でも計測できることから、身体に障害のある方でも、寝たままの状態で健康管理や栄養管理が容易に行うことができます

Q:SlimVisionは、どのようなところで使われているのでしょうか。

今回の“腹部インピーダンス法”の開発にあたり利用しました。
この方法について以下に説明します。


健常者と脊髄損傷者におけるウエスト周囲径と内臓脂肪面積の関係

脊髄損傷者と健常者とで、ウエスト周囲径とCTデータから得た内臓脂肪面積の比較を行ったところ、男性の脊髄損傷者群では、ウエスト周囲径85cmに相当する内臓脂肪面積が約180cm2となり、従来のウエスト周囲径からの内臓脂肪面積推定は過小評価傾向にあることがわかります。


同年齢・同体格の健常者と脊髄損傷者との腹腔内比較
(赤:内臓脂肪、ピンク:皮下脂肪)

上図から脊髄損傷者の場合、同じウエスト周囲径の健常者に比べて内臓脂肪の蓄積が多いことが確認でき、ウエスト周囲径のみの計測では、内臓脂肪の蓄積を過小に評価することがわかります。

腹部インピーダンス測定法の特徴

被測定者を起こすことなく、寝かせた状態で測定可能

脊髄損傷者における内臓脂肪面積と腹部インピーダンスの推定値との関係
高い相関が得られていることが分かる

以上より、脊髄損傷者における腹部インピーダンス法の推定値は、ウエスト周囲径のみの計測よりも誤差を抑えることができ、かつ強い相関関係(男性r=0.80、女性r=0.91)があることが分かりました。

Q:SlimVisionのメリットはいかがでしょうか?

以前は他社商品を利用していたのですが、以下のメリットがありました:

  • SlimVisionは、操作する人によって計測数値に誤差が出ることがありません。他社商品は内臓脂肪と思われる部位を手動で囲むので、バラツキがどうしても発生しました。
  • 検査数も200件を超えるため自動計測は大変助かりました。
  • また、体積計測できることも面白く、受診者にとても分かりやすく伝えることができます。

 

お忙しい中、インタビューにご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

 

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