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事例・技術情報

学生が教室だけでなくどこの端末でも自由に使える環境を作る
大阪大学 サイバーメディアセンター 情報メディア教育研究部門 竹村 治雄教授

大阪大学サイバーメディアセンターでMapleのライセンス管理を担当されている竹村先生に、Mapleの利用方法や管理方法についてお尋ねしました。

サイバーメディアセンターの概要から伺えますか?

サイバーメディアセンターは「大型計算機センター」、「情報処理教育センター」と、「附属図書館の一部(電子図書館に関する部署)」の3つを統合する形で2000年4月に設置されました。
もともと「大型計算機センター」は研究系で利用され、「情報処理教育センター」は学部学生に対しての情報教育のための環境を提供するといった形で利用されていました。現在ではこうした情報関連組織の機能を統合し、お互いのノウハウを活かした形で仕事をしています。またディジタルコンテンツの蓄積・発信のための基盤技術の提供などを行い、先端科学研究の支援や情報発信、研究開発などを行っていければと思っています。

学生はどんな時にこのサイバーメディアセンターを利用されるのですか?

大阪大学では1年生の必修課目として「情報活用基礎」という授業を設けています。これは全学共通教育科目で、ほとんどの学生が、このセンターを利用して情報リテラシーを学んでいます。電子メールや文書作成から簡単なプログラミングといったものですね。そのほかにも、様々な授業でサイバーメディアセンターの教室が利用されています。Mapleもこのセンターに導入されており、例えば理学部の「実験数学」といった数学の授業で使われたりしています。

Mapleは利用人数無制限のサイトライセンスを導入頂いていますね。


Maple画像処理例
ガウシアンビームの点像関数
ええ。Mapleとあわせてもう1種類数式処理ソフトを導入しているのですが、これらのソフトは2通りの使い方が出来ると考えています。ひとつめはもちろん理系の専門教育の部分。それからもうひとつはプログラミングのとっつきというか、本格的なプログラミングをはじめる前のトレーニング的なイメージでも使えると思うのです。専門分野だけでなく、情報リテラシーの基礎的な部分の教育にも優れたソフトだと思っています。結果をビジュアルで出すことも出来ますし、学生の興味をひくことも出来ますよね。

サイトライセンスで導入した理由は、学生が教室だけでなくどこの端末でも自由に使える環境を作りたかったということです。サイバーメディアセンターには今、教育用として約1,000台のPCがあります。Mapleはそのどれからでも利用することが出来るようになっています。例えば一つの教室で50台だけ導入といった形にすると、授業では使えても自習が出来ないですよね。いつでも手軽に利用できるという環境作りは教育において重要だと思っています。また、大学内全てで利用してもらえれば、結果的にライセンスコストも下がる訳ですし。

学生はいつでもどこでも自由にMapleが使えるという訳ですね。

ええ。授業が無い時は空き教室も開放していますし、キャンパス内の分散端末どれでもMapleが使えるようになっています。こうした端末はこのサイバーメディアセンターでMapleをインストールし、管理している訳ですが、それ以外にも希望者の方にはCD-ROMを貸し出してインストールしてもらうということも行っています。これはサイバーメディアセンターのWeb*から申込が出来るようになっています。必要事項を記入して頂くとライセンスキーが発行され、学内便でCDが届くようになっています。数学系の先生はMapleともう1種類の数式処理ソフトの両方を利用されていたりするようですね。

大阪大学サイバーメディアセンター
http://www.cmc.osaka-u.ac.jp/j/index.html

大阪大学ホームページ (http://www.osaka-u.ac.jp/)
Mathematicaは米国Wolfram Research社の登録商標です。

(2002 年 9 月 17 日)



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