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セミナー・イベント

Modelicaによる物理モデリングセミナー
〜自動車産業の事例を中心に〜

セミナー概要

製品の多機能化・高性能化に伴い製品開発の複雑化が進んでいます。その中で広い意味でのメカニズムとその制御を組合せたシステム全体の挙動を設計の上流段階で把握し、開発と検証を進めていく手法が定着しつつあります。

本セミナーでは、新しい開発と検証の進め方の中で重要な「制御対象の物理的なモデリング」の手法として、欧州にて定着し始めているモデル記述言語Modelicaを、自動車産業での事例を中心に取り上げながらご紹介致します。(Modelicaに関する情報はModelicaとシステムモデリング をご覧下さい)

基調講演として、Modelica協会副会長のPeter Fritzson教授(スウェーデン、Linköping大学)に来日頂き、Modelicaの優れたコンセプトをお話し頂きます。さらに自動車OEM2社様から実際に日本の企業でどのように利用されているかについて、またヨーロッパでModelicaのライブラリ及び技術サービスを提供している企業より、ヨーロッパでの利用状況と同社のライブラリについてご説明を頂きます。

自動車産業における話が中心となりますが、機械動作・電磁気・熱・流れなどの複合的な物理現象を伴うハードウェアの振舞いや、さらに制御を組合せたシステム的な動作などは、自動車産業以外でもその活用の場面が多々あるかと存じます。自動車産業の方はもちろん、他産業の方もぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。

開催概要

日程 2011年10月20日(木)
会場 株式会社電通国際情報サービス(品川本社)
JR品川駅港南口 京浜急行品川駅より徒歩10分
時間 12:30〜18:00 (12:00受付開始)
主催 株式会社電通国際情報サービス(主幹事)
ニュートンワークス株式会社(幹事)
サイバネットシステム株式会社(幹事)
後援 Modelica Users Group Japan (MUJ)
ダッソー・システムズ株式会社
ネオリウム・テクノロジー株式会社
お問い合わせ 株式会社電通国際情報サービス(ISID)
Modelicaセミナー事務局 03-6713-8052
g-scae@group.isid.co.jp

アジェンダ

基調講演※
The Modelica Language and Technology for Model-Based Development - Past, Present, and Future
Modelica協会副会長 Linköping大学Peter Fritzson教授

Modelicaは主に物理モデリングに使われている。そして今後はCPS(Cyber-Physical System)への適用が増えていく。本講演ではModelica言語、ツール、現在・将来にわたる傾向、FMI規格、Modelicaの適用事例などを様々な角度から概説していく。またオープンソースであるOpenModelicaを活用した並列計算やUML-Modelicaの統合によるシステム要件とシステム設計の検証などについても説明する。


ユーザ事例
トヨタ自動車におけるModelica機能の開発連携と活用事例
トヨタ自動車株式会社 FP部 平野 豊様

トヨタ自動車では、1995年からModelicaの前身の一つであるDymola言語を用いた車両モデル開発を進め、初代プリウスのハイブリッドシステムなどの新システムのモデルベース開発に応用してきた。Modelicaのメリットは、ツールによらず、モデルの定義式をユーザが自由に改変できることと、微分方程式と代数方程式で書ける物理システムはどんなものでも記述可能な点である。一方、実業務に適用するには機能不足の部分も多々あったため、開発元と密に連携して機能向上を図り応用してきた。今回、その歴史と応用事例について概説するとともに、将来への期待について述べる。


ユーザ事例
マツダにおけるModelicaの活用事例と今後の期待
〜SKYACTIV開発事例を交えて

マツダ株式会社 パワートレインシステム開発部 小森 賢様

近年の制御系開発においてはモデルベース開発が主流になって来ている。これに伴い制御対象となるモデルの作成効率も重要性を増しており、この解決策としてModelicaは有効である。本講演では、マツダにおけるSKYACTIV TECHNOLOGY開発での取組み事例を紹介すると共に、今後の期待をユーザ視点で述べる。


欧州事情※
Engineering using Modelica-technology - Modelon perspective
Modelon AB  Dr. Johan Andreasson

Modelonは各種産業、適用分野の両面で広範囲にModelicaベースのソリューションを提供している。本講演では世界中の顧客がどのようにModelica技術を適用しているか、欧州ではどのような活動が行われているかについてハイライトを当てる。またユーザの計画に基づく現実の問題、つまりマルチドメイン、リアルタイム解析、最適化などの問題解決に、Modelica技術がどのように用いられているのかについて示す。事例は主に自動車の操縦性と熱管理を取り上げる。


ソリューション紹介

(株)電通国際情報サービス、ニュートンワークス(株)、サイバネットシステム(株)

各社よりModelicaに関連する技術及びソリューションに等をご紹介します。


交流会

セミナー終了後、ご講演者やご参加者同士の交流を深め、意見交換をする場をご用意しております。 短い時間ですが、ぜひ合わせてご参加下さい。

交流会のご参加の有無をお申し込み画面のご要望欄にご記入下さい。


  • 基調講演、欧州事情は英語→日本語の逐次通訳がつきます。
  • 各セッションの内容は変更される場合が有ります。あらかじめご了承下さい。
Peter Fritzson教授について
Linköping大学教授、同大学PELAB(the Programming Environment Laboratory)所長
Modelica協会副会長、Open Source Modelica Consortium理事長。
EuroSim(European Simulation Organization)書記、スカンジナビアシミュレーション学会会長などを歴任。Modelicaに関する著書として次の2冊がある。
"Principles of Object-Oriented Modeling and Simulation with Modelica 2.1"、
"Introduction to Modeling and Simulation of Technical and Physical Systems with Modelica"


お問い合わせ サイバネットシステム株式会社 システムCAE事業部
TEL: 03-5297-3255 (受付時間 9:00〜12:00 / 13:00〜17:30 ※土日祝及び弊社休業日を除く)
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