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製品情報

AVS/Express バージョン8(国内開発)リリース

AVS/Express(以下AVS)は、サイバネットシステム(株)と 米国AVS社の共同で開発を進めている可視化ソフトウエアで す。今回、日本ユーザの声を反映した大規模なバージョンアッ プを国内で実施しましたので、その内容を紹介します。

1.大規模データの可視化

(1) 高速等値面表示


「高レイノルズ数チャネル乱流の可視化」
(データ提供:東京理科大 電子応用工学科 佐竹様)

従来の等値面よりメモリ消費量が少ないポイント表示で等 値面を表現する機能を実装しました。構造格子(差分法)の場 合、従来に比べ速度は約 50倍(114sec.vs.2sec)、 メモリ消費量は約1/2に なりました。8GBメモリ のPCで8億格子の可視 化可能です。


(2) 等値面セグメンテーション

等値面を塊単位に分離できます。医療用CTデータからの部 位抽出や、二重になった等値面の表示に応用できます。

左:医療用CT画像から臓器抽出 右:「レーザー核融合の3次元
爆縮におけるレイリー・テイラー不安定性による燃料球の変形」
(データ提供:核融合研究所 坂上様)
※ 同じレベルの等値面が2重になる場合、従来は、右図のように中の
構造を見ることができませんでした。

(3) シェーダを使った球、および、抽出機能

粒子法や分子動力学など、球を使った可視化ユーザのため にデータの抽出機能やシェーダを使った球を実装しました。 高速になるとともに、立体視装置へ対応できるようになりま した。

「タイヤゴム材料の粗視化MDシミュレーション」
(データ提供:防衛大学校 萩田様)

2.入出力機能

次の入出力機能が追加されました。

  • 医療データの標準であるDICOMデータ読込み
  • GoogleEarthへ出力するKML出力
  • 3次元プリンタ向けにSTL出力

DICOM読み込み、画像処理、先述の等値面セグメンテー ション、STL/ボリューム出力の組合せで粒子法や六面体格子 の大規模計算用プリプロセッサとしても利用できます。

3.企業・研究所連携

その他、パートナー企業や研究所と連携して、3つの機能を 追加しています。

(1) リアルタイム3次元合成:フィアラックス(株)

プレゼンテーション用の画像生成のために、計算結果に CADデータを追加する場合、従来はデータ変換をしていまし たが、リアルタイム3次元合成機能は、データ変換無しで、直 接、3次元の表示をAVSに取り込みます。

(2) 拡張現実感(AR)(別売):独Metaio社

AVSの可視化結果を机の上や掌に載せることができます。 オープンキャンパス、研究室公開に最適です。


左:流線に建築CADの合成

右:車をカタログの上に
(ARによる実写とCGの合成)

(3) 3次元ノイズ除去(別売):理研 Smoother

理化学研究所で開発した3次元画像処理ライブラリ” Smoother”をモジュールとして組込みました。

細胞や生物の研究(共焦点レーザ顕微鏡のノイズ除去)に適 しています。

4.その他

その他、東北大学金属材料研究所殿向けに開発したCCMS ライブラリ:TOMBO,GAUSSIAN,VASPの計算結果を読み ボール&スティックや電荷表示ができる、など全国研究者の 要望に応えてきた数々の機能が実装されています。

詳しくは

http://www.cybernet.co.jp/avs/products/avsexpress/v8.htmlを参照ください。

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