HOME

開発元のある風景

ANSYS社の本拠地、米国ペンシルバニア州から

1.はじめに

ANSYS社は、有限要素法解析プログラムでは世界一の売上 規模を誇るANSYSの開発元です。1970年に、当時ウエスティ ングハウス社の原子力関係のエンジニアであったジョン・ス ワンソン博士が独立して、汎用FEMコードの開発および販売 を目的としたスワンソン・アナリシス・システム社(SASI)を 発足させました。1994年に社名をANSYS社に変更し、現在、 本社を米国のペンシルバニア州ピッツバーグ近郊のキャノン ズバーグに構えています。世界でトップクラスの流体解析プ ログラムや電磁場解析プログラムの開発会社を買収し、今で は、年間売上10億ドルを目指す大きなCAE開発会社となっ ています。

今回は、このANSYS社オフィスと、所在地近郊のピッツ バーグをご紹介します。


ステーションスクエア
( ハードロックカフェと噴水。土日にはかなり賑わいます)


ピッツバーグダウンタウン

ダウンタウン夜景(丘から見ると絶景です)

2.ペンシルバニア州ピッツバーグについて

ピッツバーグと言えば、NFLスティーラーズ、MLBパイレー ツ、NHLペンギンズ、ハインツ本社、カーネギーメロン大学 と、日本でもよく聞くいろいろな名前がすぐに思い浮かびま すが、特にピッツバーグが有名なのは、USスチールの本拠地 であり、過去鉄鋼の町として栄えたということでしょう。その USスチールタワーが、ピッツバーグで最も高いビルディング としてそびえ立っています。ブルース・ウイリス主演の映画 の「スリー・リバーズ(原題:Striking Distance)」で舞台となっ た場所でもあり、その夜景は非常に美しく、南側の丘から見る 夜景や、空港からダウンタウンへ入るトンネルを抜けた直後 の夜景は、一見の価値があります。丘のふもとに旧駅舎を利用 したショッピング/レストラン街が並ぶステーションスクエ アがあり、おみやげ探しや食事によく立ち寄りました。また、 このステーションスクエアにはオフィスビルがあり、2008 年にANSYS社が買収した旧ANSOFT社の本社もここにあり ます。

3.ANSYS社のオフィス

ANSYS社の本社オフィスは、ピッツバーグから車で約20 分のところにあるキャノンズバーグの、見晴らしの良い丘の 上にあります。オフィスは黄色い外装の2階建てで、上から見 ると「く」の字の形をしています。くの字の両翼がオフィスエ リアで、真ん中にミーティングルームや受付が配置されてい ます。受付には解析が適用されたお客さんの製品実物や写真 等が、展示されています。ANSYSは解析できる分野が広いた め、運送・建築・バイオなどいろいろな業界での適用事例が あり、受付を華やかにしています。

4.巨大なCAE企業へ

現在のANSYS社は、紹介したキャノンズバーグの本社、流 体分野のニューハンプシャー州のレバノン、カナダのウォー タールー、およびステーションスクエアの旧ANSOFT本社を 拠点とし、世界中に開発・販売支社および協力販売会社を持 ちます。従業員数2000名以上のCAEに特化したシミュレー ション開発会社は、40年間マルチフィジックス・シミュレー ションの特長を生かして発展し、現在もその勢いを止めませ ん。今後のさらなる成長に期待してください。


船舶用エンジン ( 受付にある、古くからの米国のお客さんの製品である船舶用エンジンの展示物です)

レーザーレーサー
( これも受付にある有名なSpeedoR社の水着です。開発に ANSYSの流体解析機能が利用されました)


ANSYS社の本社
(右側はゴルフ場を見下ろす良い休憩場所です)

メカニカルCAE事業部 副事業部長 徳永 祐一

1/1

(7/16)