バージョン 8.1 リリース情報

2013年12月にLightToolsバージョン8.1をリリースいたします。
LightTools 8.1では使い勝手を向上させ、設計と解析の能力を拡張する改良が行われます。新機能の概要を以下に紹介します。

詳しい情報は、リリースノートをご覧ください。
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マルチCPU計算による速度向上

LightTools 8.0から追加されたシミュレーションのマルチCPU計算サポートにより、順方向シミュレーションの計算速度が大幅に向上しています。

LightTools 8.1からは、逆方向シミュレーションの光線追跡と、フォトリアルレンダリング(PRR)のレンダリングでもマルチCPU計算をサポートし、処理速度が向上します。

LumViewerを用いた受光器の範囲解析

順方向シミュレーションで照度データや強度データを解析した際に、LumViewerの結果から特定の範囲を選択して調査する範囲解析が追加されます。シミュレーション実行後、LumViewer上で矩形範囲を選択すると、その範囲に到達する光線の光路だけでなく、範囲内の入射パワーや重心などの結果の特性も確認できます。

View the video: Region Analysis
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パスに沿ったスウィープオブジェクト

スウィープオブジェクトとして、プロファイル(断面)を指定して回転形状や押し出し形状の3Dオブジェクトの作成に加えて、パスに沿ってプロファイルをスウィープする形状が追加されます。パスはテーブルで指定した点をベースにフィッティングした曲線やポリライン(直線)で定義します。また、SolidWorksのカーブのようにCADモデルからインポートしたワイヤーフレームエンティティをパスとして指定できます。これらはソリッドとシートのいずれでも作成できます。

View the video: Swept Primitive
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スウィープオブジェクトに対するフィレット作成オプション、円弧曲線タイプのプロファイル定義

スウィープオプションにフィレットを作成する新しいオプションが追加されました。また、プロファイルを定義するための新しい曲線タイプが利用可能になりました。

両面が自由曲面のソリッドオブジェクト

自由曲面シートに加えて、レンズのようなソリッドをモデリングするための自由曲面ソリッドを作成できます。自由曲面ソリッドの面は補間されたUV座標のグリッドをベースにします。特性ダイアログボックスで座標グリッドを使って、もしくはCOM APIから、それぞれの面を編集し、ソリッドの形状や大きさを変えることができます。これら新しいオブジェクトのパラメーターはLightToolsの最適化モジュールを使用して最適化できます。

View the video: Freeform Solid
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ペナルティ制約条件

最適化における制約条件のタイプとして、ペナルティ制約条件が追加されました。これは、指定した片面の境界条件を違反した時に評価関数の一部として制御される制約条件です。等式や不等式でペナルティ制約条件を定義することができます。等式のペナルティ制約条件では、ターゲットから離れると、重み付き制約条件となります。

体積散乱機能の強化

ユーザ定義材質で体積散乱を定義するための粒子タイプとして蛍光体、Mie、ユーザ定義に加え、Henyey-GreensteinとGegenbauerが追加されました。さらに、ユーザ定義材質ダイアログボックスのユーザ定義材質タブの構成を変更し、オプションを指定する方法をシンプルにしました。以下の図のように、粒子の追加ボタンでこの5つの体積散乱粒子タイプを選択して追加できます。

街路照明ユーティリティと自動車用テストポイント解析ユーティリティの機能拡張

LightTools 8.1から、街路照明ユーティリティに以下の図のようなドライバーから見た車道を表示する機能が追加されました。また、光源指定においてEulumdat(.ldt)ファイルをサポートします。また、IESファイルのサポートにより、照明分類システムプロット、単一照明プロット、データサマリー(光源の光束、ピーク強度、分類情報、BUG評価)の出力が行えます。このユーティリティに追加された改良の説明はリリースノートをご覧ください。

テストポイント解析ユーティリティは、解析対象とするアプリケーションを明確にするため、自動車用テストポイント解析ユーティリティに名前を変更しました。自動車技術者協会(SAE)の基準に加えて、仕様タイプとして国際連合欧州経済委員会(ECE)の内陸輸送委員会と連邦政府自動車安全基準および規定(FMVSS)をサポートします。このユーティリティに追加された改良の説明はリリースノートをご覧ください。

光線レポートユーティリティとプロットユーティリティの追加

LightTools 8.1から、光線レポートユーティリティがユーティリティライブラリーに追加されました。これは光線レポートから得られる情報を表やグラフを用いて視覚化するユーティリティです。プロットユーティリティでは、ラスターチャートやラインチャート(直交座標と極座標)をプロットできます。また、受光器メッシュデータ、ユーザー定義グリッド、IESファイル、ユーザ定義ファイルを用いたメッシュアパチャーやデータ差異比較のような追加のデータ解析機能があります。

View the video: Ray Report Utility
View the video: Plot Utility
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その他

  • オブジェクト光源の角度分布指定
  • メッシュデータ内のメッシュ最大値の選択または強調オプション
  • ソリッドオブジェクトの体積値表示
  • 面に設定された散乱特性の目標球と目標領域の同時指定
  • ライブラリーとカタログの追加、更新:LEDライブラリー、サンプルライブラリー、ガラスカタログ

補足

LightTools 8.1 RCで強化される全ての機能に関しては以下をご覧ください。

LightTools New Feature Videos
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LightTools 8.1 リリースノート
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