過去のリリース情報

2010年2月中旬にLightToolsの最新バージョン7.0をリリースいたします。
本バージョンでは、様々な機能が追加されています。

オブジェクト光源の任意設定が可能に

旧バージョン6.3までは、光源設定をするにあたり、形状・データ入力において制限がありました。
今回、新機能として、あらゆる形状について任意の面を発光面にすることが可能になり、解析の自由度がはるかに向上しました。
3D CADで作成済みの形状を光源にしたい場合や、単純な形状(平面、球面、シリンダー面、トロイド面)でない発光面をもつ光源を作成する場合に有効であり、「蛍光ランプ、フィラメント光源、LEDのチップ」などを容易に、より効率的に設計、解析できるようになります。

逆方向メッシュ解析

昨今、最終判断として人の目で評価される光学関連製品については、シミュレーションソフトを使った設計・解析の段階から、照度、色度や光度のみに留まらず、輝度で評価を行うニーズが一層高まっております。
ここで、逆方向メッシュ解析は、輝度評価時に通常の順方向シミュレーションでは効率が悪い(多くの追跡光線本数が必要な)場合に利用すると有効です。評価位置から光源に向かって逆方向に光線追跡することで、不要な光線の計算を軽減し、結果としてシミュレーション時間の短縮にも寄与します。
以下は、コイル状のフィラメント光源の前にピンホールを配置した場合のシミュレーション例で、小さなアパチャーと狭い視野角を持つ角度輝度計を使用しています。

図1 逆方向・順方向の解析結果
図1 逆方向・順方向の解析結果

メッシュのスムージング

モンテカルロ法を使った光線追跡シミュレーションでは、追跡する光線本数が少ない場合、十分に収束した結果を得ることができず、精度の信憑性が良いとは言えません。
そこで、今回新しく開発したアルゴリズムは、本来評価結果に含むべき不連続性の特徴も維持しながら、近傍のデータを利用したスムージングを行います。評価解像度を高くしたい場合や色度評価も行う場合などに利用することで、スムージングを利用しない場合に比べて1桁以上少ない光線本数で同等精度の結果を得ることが可能です。
以下の例は40×40メッシュでのライトパイプからの色出力を示しています。左図は160万本の追跡結果を示し明らかにノイズが多いです。右図も160万本の追跡結果を示しますが、ノイズが低減されています。

図2 同一光線本数での結果
図2 同一光線本数での結果

その他の追加/修正機能

  • Windows 7の正式サポート
    管理者権限を持たないユーザーーでの利用もサポートします。
  • フレネルレンズユーティリティの改良
    断面パラメータを最適化でき、フィレッティングや抜き勾配に対する高度なコントロールを含みます。

詳しい情報は、リリースノート(LightTools7.0)をご覧ください。
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