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IT資産管理の基礎知識IT資産管理の目的と未対応によるリスク

IT資産管理でまずやるべきことは、PCやサーバーなどのハードウェアとインストールされている多数のソフトウェアを対象とした管理です。社内にPCやサーバーが何台あるのか?どこに設置されているか?それぞれのCPUやメモリ構成は?インストールされているOSやアプリケーションの種類やバージョンは?購入したソフトウェアの種類と数、利用状況は?といったことの調査からはじめましょう。もし、これらが把握できていなければ、下記のような問題が発生します。

コンプライアンス違反のリスク

コンプライアンスの遵守は事業を行う上でもっとも基本的な活動の1つとなりますが、IT資産管理の不徹底により違反を犯してしまうケースとして、ソフトウェアライセンス違反があります。

ソフトウェアは著作権法で保護されており、「契約しているライセンス数以上のソフトウェアをPCにインストールしている」という状態は著作権法の「無断複製」という違反行為になってしまいます。最悪の場合、民事や刑事訴訟といった法的リスクやそれにともなう企業の信用失墜といった事態も発生しかねないのです

刑事罰(著作権法) 民事責任
企業・団体など 3億円以下の罰金
  • ・組織の意向による違法コピーに対する損害賠償責任
  • ・従業員が自分の判断で行った違法コピーを放置したことに対する損賠賠償責任
代表者 10年以下の懲役又は1000万円
以下の罰金
  • ・代表者が積極的に関与した違法コピーに対する損害賠償責任
  • ・従業員が自分の判断で行った違法コピーを放置したことに対する損害賠償責任
従業員 10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金
(またはこれらの併料)
  • ・従業員が自分の判断で行った違法コピーに対する損害賠償責任

セキュリティ低下のリスク

資産管理とセキュリティは一見結びつかないように思われますが、実は深い関係があります。多くの組織はPCにウィルス対策ソフトやセキュリティパッチなどのインストールを行って対策を行っていますが、組織にPCが何台あって、どこで誰が使っているか?ということを把握していなければ対策に抜け漏れが発生してしまいます。また、マルウェアはソフトウェアの脆弱性を利用して攻撃を行うため、保有しているPCにインストールされているソフトウェアやそのバージョンが把握できていなければ攻撃への対応もできません。

IT資産管理ができていなければ、利用しているハードウェアやソフトウェアの現状を把握することもできないので結果としてセキュリティに関しても担保できない状況となってしまうのです。

余剰コストのリスク

いかにコストを削減するかはどの組織にとっても重要なテーマです。PCやその上で利用するOffice系ソフト、サービスを提供するサーバーやデータベースなどIT資産への投資は少なくないはずですが、IT資産の管理が不十分なため、余計なコストを払っている組織が多いのが現状です。

適正なコストか否かはハードウェアやソフトウェアの利用状況や支払っているライセンス契約費用などの現状を把握しなければ判断することができません。IT資産の管理ができていないと、ライセンスの保有状況を把握できないために、無駄に追加のライセンスを購入したり、導入したソフトウェアをほとんど利用していないPCが存在しているといった無駄なコストや投資を発生させてしまいます。

IT資産を管理していない、あるいは調査した情報が古いままで現状に合っていなければ、コスト、セキュリティ、経営面で大きな問題が発生するリスクがあります。

プロフェッショナルからのコメント

情報システムの担当者の方であれば、「IT資産管理」という言葉を聞いたことのない方はいらっしゃらないかと思います。管理の重要性は認識していても、手間やコストを考えるとIT資産管理の優先順位は低くなってしまう事が多いのも事実です。ですが、仮想化やクラウド、スマートデバイスの利用など組織のITを取り巻く環境がより複雑になってきている今日、IT資産管理の重要性が増してきています。

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