Invention Machine ユーザーカンファレンス 2010

Invention Machine ユーザーカンファレンス2010

開催報告

Goldfireをご利用頂いている皆様をお招きし、今年で第二回を迎えるユーザーカンファレンスを開催いたしました。
基調講演には、東京大学ものづくり経営研究センター 特任准教授の朴英元先生をお迎えし、『日韓企業の製品開発の比較』と題して発表いただきました。 今まで世界をリードしてきた日本企業が現在抱える問題とは何か、またグローバル競争で優位に立つ韓国企業の土壌など、非常にタイムリーで示唆に富んだ研究内容でした。

特別招待講演には、韓国サムスン・モバイル・ディスプレイ社のディレクターSeho Cheong氏を招聘し、『TRIZ at Samsung Mobile Display』と題して発表いただきました。
サムスン・モバイル・ディスプレイ社でのTRIZ推進のプロジェクトや、Goldfireの検索機能やRCA機能によって成功した最新の製品開発事例など大変説得力の高いお話しでした。

その他、Invention Machine社のクライアント・イノベーション&プラクティス担当シニアディレクターが来日し、自社のコア技術を生かせる新規事業機会の分析や新製品/ 技術のためのコンセプト開発を、Goldfireがどのように支援できるか実例を交えてご紹介いたしました。

参加者の声(アンケートから抜粋)

  • 広い視点から製品開発に何が重要であり、また最新のツール活用の様子が理解できた
  • サムスン社の事例が非常に参考になった
  • ソフトウェアの具体的な使い方を見られてよかった。使用のきっかけにしたい
  • 基調講演が、新技術・商品開発における市場分析において新しい角度で見る事ができ、とても参考になった
  • サムスン社の具体的な取組がR&D思想とともに参考になった

開催概要

開催日時 2010年12月6日(月) 13:00〜17:30 (12:45開場)
開催場所 富士ソフト アキバプラザ7F(JR/地下鉄秋葉原駅より徒歩2分)
定 員 100名

アジェンダ

13:00-13:10 開会のご挨拶
13:10-14:10
基調講演
『日韓企業の製品開発の比較』

東京大学大学院経済学研究科 ものづくり経営研究センター 特任准教授
朴 英元様

高度な技術と品質を誇るはずの日本企業が、現在グローバル市場で苦戦を強いられています。
技術を市場価値に結び付けるためには何が必要か。
従来日本企業が強みを持つ「プロセスイノベーション」を補完し、市場価値と結び付いた製品と技術を生み出す「プロダクトイノベーション」を強化するために、今後日本企業はどのような取り組みが必要か。
グローバル市場で日本企業を脅かす存在となった韓国企業の製品開発の在り方と比較しながら、日本企業の強みを生かしつつ弱みを補強する“プロダクトイノベーションを支援するための統合型ITシステム”に関する研究成果を発表します。

14:10-15:10
『Goldfireを利用した新規事業開拓 ―自社のコア技術を最大限に生かせる事業機会を探索する―』
“Finding New Markets - Discovering New Lifecycles for Mature Technologies -”

Invention Machine社 Client Innovation and Practices担当シニアディレクター
Mr. Jim Belfiore

自社の既存製品や技術に対する有望な新規事業(市場)機会を見出すことは、非常に困難とは言え最も重要なタスクの一つでしょう。
本講演では、自社のコア技術を最大限活用できる事業機会を発掘するために、Goldfireがいかに支援できるかを、幅広い業界への豊富なコンサルティング経験に基づいて以下の手順でご説明します。

  1. Goldfireの「新規市場調査」タスクで使用される手法
  2. 機能モデリングによる自社のコアコンピタンスの特定と検証
  3. 未開拓の市場セグメントにおけるコアコンピタンスを活かせる潜在的用途の探索
  4. 特定した潜在用途に関わる企業、技術トレンドの調査
  5. 新規市場における自社技術とニーズの潜在的機会の検証

本講演は英語で行われます。逐次通訳をご用意いたします。

講演者略歴

Invention Machine社のコンサルタントとして、同社の顧客の100以上の戦略的イノベーションリサーチプロジェクトの支援に携わる。 マサチューセッツ大学アムハースト校で物理・天文学士号を取得。

15:10-15:20 休 憩
15:20-16:30
特別招待講演
『サムスンモバイルディスプレイ社におけるTRIZおよびGoldfireの活用』
“TRIZ at Samsung Mobile Display”

Senior Director, TRIZ Executive Office, OLED R&D Center
Samsung Mobile Display Co., Ltd.
Mr. Seho Cheong

Samsung Mobile Display(SMD)社は、ディスプレイ分野のグローバル市場においてトップランナーとしてのポジションを維持していくため、全社的にTRIZに取り組んでいます。
SMD社でTRIZを適用する場面のほとんどは、改善プロジェクトではなく「全く新しい製品」や「全く新しいプロセス」の開発プロジェクトの推進です。
本講演では、SMD社のTRIZに対する取り組みの成果について、またそうした取り組みの中でのGoldfireの適用事例についてご紹介します。

本講演は英語で行われます。逐次通訳をご用意いたします。

講演者略歴

1984年、韓国成均館大学にてManagement and Industrial Psychologyの学位を取得後、サムスン社入社。同社において最初のTRIZ提唱者となる。
2004年よりサムスン綜合技術院のバイスプレジデントとなり、R&DのためのシックスシグマとTRIZアプリケーションの相互利用について指導を行う。
2007年より、サムスン電機のコーポレートR&D技術院のバイスプレジデントとなり、ソリューション・クリエーション・アンドR&Dイノベーショングループのリーダーを務める。
2009年より現職。TRIZ Level3資格保持者。

16:30-17:30
『Goldfireを利用した新製品開発 ―市場のニーズにマッチした新製品開発コンセプトを生み出すために―』
“New Product Development - Sustainable Expansion of Product Pipelines -”

Invention Machine社 Client Innovation and Practices担当シニアディレクター
Mr. Jim Belfiore

新製品の開発は、既存あるいは新規の市場どちらに投入する場合でも、様々な困難と不確実性を抱えています。
本講演では、新製品開発に関わるビジネスチャンス(機会)の調査、その調査結果の根拠の検証、そして新製品に要求される機能および構成要素に基づく概念設計モデルの作成など、新製品開発のコンセプトを生み出す一連の過程においてGoldfireがいかに支援できるかを以下の手順でご紹介します。

  1. Goldfireの「新規システム設計」タスクで使用される手法
  2. 新製品機会を探索するための調査
  3. 根本原因分析を用いた新製品設計に対する要求仕様と根拠の分析と検証
  4. 機能モデリングによる新製品の機能試作モデル(モックアップ)の作成と、設計コンセプトを強化する方法

本講演は英語で行われます。逐次通訳をご用意いたします。

 

 

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