コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2016.04発明に必要な情報とは?

4月18日は発明の日です。これは、現在の特許法の前身である「専売特許条例」が公布されたのが明治18年の4月18日であったことが由来となっています。
特許庁のWebサイトでは、高峰譲吉博士(アドレナリン)、八木アンテナの八木秀次博士をはじめ、日本の歴史的な10大発明家や、液体燃料コンロや電気炊飯器などの身の回りの偉大な発明に関する記事を読むことができます。
発明の発端や経緯が分かりやすくまとまっており、なかなか興味深い内容です。

発明を見ていると「ニーズがある」ということは大きなポイントですが、開発における「そもそもどういうことなのか?」という問いが印象深く残りました。

例えば、電気炊飯器は「そもそも米を炊くってどういうことだろう?」という点がポイントになっています。今では当たり前のことですが、当時は電気炊飯器を作ろうとして周囲に「電気炊飯器」について聞いたとしても、書籍を紐解き「電気炊飯器」に関する情報を探しても、直接的な情報はどこにも存在しません。

つまり、何か画期的なものを作る場合には、必ず「そもそも何が必要か」という問いから始めることが鍵を握ると言えるのかもしれません。

さて、現在ではすっかり普及した電気炊飯器ですが、仮に「電気炊飯器が存在しない世の中」を想像してみてください。そして「電気で米を炊く機器を作る」ミッションを与えられたとします。
さて、まずはじめに何をするでしょうか?
Web検索で「同じようなものがあるかどうか」検索するでしょうか?
しかし当然「電気炊飯器」という名称はまだ存在しないのですから、必然的に「米を炊く」とはどういうことか?と問う必要があるでしょう。

現在では「電気炊飯器」や「米を炊く」ことに関する情報は多くあります。例えば「発熱を使わずに『生米』を食べられるようにする機器を作る」というミッションが与えられたとしてみましょう。
何が必要でしょうか?

恐らく「米が食べられる状態とはどのような状態か?」と問うのではないでしょうか。

「固くても良いなら生でも食べられる」
「水を吸わせれば柔らかくなって食べられる」

などと考えをめぐらせるかもしれません。
例えば「水を吸わせれば柔らかくなる」ということに着目すれば、

「米に水を吸わせるにはどうすれば良いか?」
「早く水を吸わせるにはどうすればよいか?」
「そもそも米が水を吸うとはどのようなことか?」
「米の成分は?」
「味は大丈夫か?」

などの問いが続くのではないでしょうか。

つまり新しいことを始めるのは「問い」の連続です。
また、すぐに回答が得られない場合には、問いの答えを探すための「問い」をさらにに考える必要があります。

では、いくつかGoldfireにも「問い」を投げかけてみましょう。

「米に水を吸収させる」と入力し、レンズを参照してみます。
すると、所定の温度を保ち水に浸す、圧力を加える、といった情報や、密封容器内に必要なだけの水分と一緒に米を入れて加熱する方法など、様々な情報を見ることができました。さらに「火を使わない」という条件も加えて調査すると、化学反応を利用して炊く炊飯器や、水でも戻るよう加工された非常食向きの米などの技術がピックアップされてきます。

これらを見ながら、必要な水と共に密封し圧力や太陽熱などを利用すれば、給水しやすいよう白米を即席で加工できたら...など、どのように発想が広がるでしょうか?

新しいことを始めようとすると、それに関する直接的な情報はまだありません。
必要な事柄を整理し、その時に生じる「問い」の答えを一つ一つ見つけていくしかないのです。
しかし、既にある答えを知ることができれば、無駄な実験や検討を省くことができます。
そんなときは、Goldfireに問いを投げかけてみてください。社内外の膨大な知識から「『問い』に対する回答やヒント」が簡単に見つかる...かもしれません。

十大発明家|特許庁

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