コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2014.11.25ロゼッタの情報をGoldfireの海外文献知識ベースで見てみると...?

2014年11月、欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた彗星探査機「Rosetta(ロゼッタ)」から投下された着陸機「Philae(フィラエ)」が彗星(Churyumov-Gerasimenko)の表面に着陸しました。2004年3月の打ち上げから10年をかけた偉業ですが、着陸までにも、遥か彼方の彗星を周回しながら観測を続けたロゼッタには感動を禁じえません。

ロゼッタやフィラエに使われている技術は気になるところですし、Wikipedia等を見れば、搭載されている機器や今までのミッションの情報が簡単に得られます。一方Goldfireで簡単に調べてみると、これらWebサイト上にある情報を裏付けるような、AIAA(※)やカンファレンス、または出版社等の技術文献からの情報が多くヒットします。
※AIAA:The American Institute of Aeronautics and Astronautics。米国航空宇宙工学連盟

さて、着陸には成功しましたが、着陸場所の日照条件が悪いために太陽光発電による電力を十分に得ることができないフィラエは、休眠状態に入ったと報じられています(※)。ニュースでは「アクシデント」的なニュアンスも目立ちます。
心配です。大丈夫なのでしょうか。
※コラム執筆当時。フィラエは2015年6月に休眠モードから7カ月ぶりに復旧。その後も、ドイツ航空宇宙センターへ通信するなど、活動は続いている(2015年8月)。

そこで、Goldfireを利用してフィラエのバッテリーに関する情報を調べてみます。クエリを入力し、ナレッジナビゲーターの「コンセプト」レンズを参照すると「battery heating」や「Battery tempreture」「battery discharging」等の項目がピックアップされています。
それらの情報元(AIAAの文献)を参照すると、フィラエの動作検証用のモデルに関する情報や、二次バッテリーが蓄電可能である外部温度に関する記述、様々なケースに備えた戦略等の情報が見て取れます。その中の記述には、メインバッテリーの電力が不足したらメインバッテリーからの供給を切り、蓄電モードになることも記載されていました。
これらの情報を基にすれば、当然といえば当然ですが、今回の件は理想ではないが想定済みの事態であろうと推測できます。

このように、未知の分野の技術を調べる場合、検索するためのキーワードが分からなかったり、海外の文献ばかりであったりすることも多くあります。
しかしGoldfireなら、ナレッジナビゲーターが情報を見やすく整理し、翻訳して表示してくれます。特殊な技術キーワードが未知であっても他言語であっても、効率的にリサーチすることができるのです。

▼今回使ったGoldfireの機能は...▼
ナレッジナビゲーター

Rosetta - ESA's comet chaser - ESA Blog Navigator

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