コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2014.10.27青色LEDのその後は?

青色LEDに関する業績により、ノーベル物理学賞が3名の日本生まれの研究者に授与されました。特に中村修二教授は、一時期いわゆる404特許の件で話題になっていたこともあり、一般の人々にも知名度が高く、多くの人にとって興味深いニュースだったのではないでしょうか。

さて、今回のノーベル賞は窒化ガリウムn-GaNの合成成功から始まり、青色LEDの発光効率と生産性が飛躍的に向上した1990年代までの研究が主な対象ではないかと思われます。しかし受賞者3名はいずれも現役の研究者。2000年代以降も画期的な研究を続けているかも知れません。

では、Goldfireを使って、その後の研究について特許情報を利用して俯瞰してみます。

まずは、Goldfireの革新トレンド分析ツールを利用して、3名のうち中村教授の特許取得トレンドを見てみます。
すると、1990年代以降右肩上がりで特許取得件数が伸び続けていることが分かります。また、この傾向はカリフォルニア大学に移籍した2000年辺りから顕著になっています。

この青色LEDの技術ではガリウムが鍵を握っていましたが、ガリウムの安全供給のために酸化亜鉛ZnOのような他の材料を利用する技術も望まれていることが様々な解説記事に書かれています。

今回受賞した方々も新材料に関して研究しているかもしれません。そこで、中村教授のLEDに関係する特許だけを検索対象とし、知識検索で「LED」と入力してみます。
材料や構成パーツを調べるときに便利な「パーツ」レンズを参照すると、LEDの構成要素として「ZnO」という項目が挙げられています。その情報が記載されている特許を見ると、酸化亜鉛を利用したLEDの効率的な生産方法に関する特許があり、2014年に登録されています。
やはり、まだまだ精力的に研究に携わっておられるようです(他のお二方も同様に研究を続けておられるようですが、詳細はスペースの都合で省略します)。

青色LEDは、その画期的な生産方法によりブレイクスルーがもたらされました。それに続くような画期的な発明が登場する可能性も少なくないのかもしれません。

新しい技術や製品、そして人など、気になる情報があればGoldfireに聞いてみてください。技術を俯瞰して理解を深めるだけでなく、新しいブレイクスルーの芽が見つかる、かもしれません。

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