2013.10 新しいアイデアの影響
自動車の自動運転に関するニュースが相次いでいます。また、2013年10月14日から東京で開催された「ITS世界会議」では、ITを活用した自動走行の実現などがテーマに掲げられています。さらに、政府が成長戦略の柱として2014年度から取り組む戦略研究にも自動運転車が走る交通システム等が含まれており、今後ますます自動走行に関してIT・ハード・インフラなど複合的な開発が盛んになると考えられます。
さて、科学技術・学術政策研究所によるレポート(※)には、様々な課題や取り組まれている技術が上げられています。その中に、操縦者の状態を検知し眠気を覚ます技術に関する記述がありました。人が関わると、電気や機械だけでなく医療や心理学など様々な分野が関連してくるでしょうから、なかなか難しい問題ではないかと思えます。少し気になりましたので、早速Goldfireで調べてみます。
Goldfireの知識検索で「眠気を覚ます」と入力し、原因レンズを参照します。
すると、
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など、自動車関連だけでなく様々な業界からの眠気を覚ます情報が挙がってきました。
一方、新しい技術の導入により、良くも悪くも予期せぬ影響が生じることがしばしば起こります。例えば、眠気を覚ます方法として出てきた「芳香料」に関連して、「香りによって頭痛や吐き気が起こされる」といった報道があったことが思い出されます。冒頭の記事でも記載されているように「未然防止」への取り組みが盛んに行われているのも理解できます。試しにGoldfireに「香り」と入力し、「欠点」レンズを参照してみると、
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など、多様な影響が表示されました。
自動運転に見られるように、新しい技術の開発では、今までの枠にとらわれないアイデアや、そのアイデアの実現に必要な新しい技術を取り入れることが欠かせないと思われます。 と同時に、そのアイデアによる影響について検討しておく事も必要でしょう。
「もしかして想定していない影響があるのでは?」
そんなときはGoldfireに聞いてみてください。
思いもよらぬ情報が、いとも簡単に手に入るかもしれません。
※科学技術動向,No.133, 2013年1・2月号,
「自動運転自動車の研究開発動向と実現への課題」
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