コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2012.7.23「失敗を探す」

「失敗学」の提唱者である畑村洋太郎氏は、過去の特許や失敗等を収集・分析する事で法則性を発見することができると考えていました。この分析作業の第一歩としては、失敗例を収集し、失敗の原因を理解する必要があります。
しかし研究中の1990年代は、インターネット・イントラネットもあまり普及していなかったため、情報の収集には相当苦労されたそうです。現在でも、通常は失敗した「結果」だけが残ることが多く、常々意識しなければ、その原因までも集めることは難しいのではないでしょうか。

一方Goldfireであれば、失敗の事実や結果だけでなくその「原因や影響」まで容易に吸い上げることができるかもしれません。

例えば、Goldfireの知識検索に「売れない」とクエリを入力し、ナレッジナビゲーターの「条件」レンズや「原因」レンズを参照してみます(検索対象は日本語の特許といくつかのウェブサイトから作成した知識ベースとしました)。
すると、以下のような情報を素早くピックアップできました。

  • 韓国の化粧品は、ある程度の即効性と安全性がつりあっていないと全く売れない。
  • お弁当が売れないのは、肉の焼き加減が気に入らないといったことが原因だったりするが「売れない」からといってその理由は判断し難い。
  • 身肉に血栓が入っている。
  • UL規格は、「UL規格を取得していないと全く売れない」と言われるほどアメリカで絶大な権威を持っている。
  • 規格化有効期間が40%以下になるとほとんど売れなくなる。
  • 流行の素早い変化に生産が追随できない。
  • ドットプリンタはオフィス内で使用されるものであり、騒音が60dB以上あると商品としても売れなくなってしまう。
  • 新潟は先週まで寒かったので半袖が売れない。

レンズを一つ選択すると、項目を押し広げて見ることもできる。
上の「原因」タブをクリックすると、さらに各項目の詳細画面に移る。

いかがでしょうか。
様々な分野の事例が入り混じっている印象ですが、先にご紹介した畑村氏によれば、失敗の種類は何種類かのパターンに分類され、他分野の失敗から学べることも多いようです。なお、興味の対象である分野に絞って探したい場合には、検索クエリの工夫や知識ベースの選択によって容易に可能です。

日々蓄積される報告書や技術文書。そこには成功のノウハウだけでなく、場合によっては「失敗」の方が多く含まれているかもしれません。社内外に散らばる多くの「成功と失敗」...。Goldfireなら、それらを「使える知識」に変えるお手伝いができるかもしれません。

▼今回使ったGoldfireの機能は...「ナレッジナビゲーター」▼ http://www.cybernet.co.jp/goldfire/products/research.html#04

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