コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2011.6進むべきか、退くべきか・・・まずはGoldfireで調査!

ソラマメが美味しい季節になりました。茹でたてをそのまま食べたり、天ぷらや和え物にしたり…そんなソラマメを剥きながらいつも思うことは、「このソラマメの“莢(サヤ)”に使い道はないだろうか」です。
豆の5倍は体積があるやもしれぬ、フカフカした立派な厚みのある莢を廃棄せずに再利用できれば、立派なエコ産業の実現も夢ではないかもしれません。が、しかし、一体何に使えばよいのやら…

まずはインターネット上の検索サイトで「ソラマメの莢」と入力し調査を試みました。しかし、園芸や中身の豆を使った料理関係の情報ばかりが膨大にヒットして、莢の有効利用の情報は探し出せません。また特許検索では、莢を剥いたり豆を選別したりする特許ばかりが目につきます。

こんなときは、Goldfireの知識検索とナレッジナビゲーターで調べてみましょう。

まずはGoldfireの知識検索に「ソラマメの莢」と入力すると、ソラマメの莢について以下の情報を直ちに得ることができました(情報源は日本の特許)。

  • グルタミン酸をγ−アミノ酪酸へと変換する働きがある
  • エキスを白髪防止に利用する

有効利用できる可能性がありそうです。次に特許以外の情報源にも目を向けてみます。すると以下のような情報を得ることができました。

  • チラミンが多く含まれており、モノアミン酸化酵素阻害薬との相互関係により急激な高血圧を引き起こす(情報源:医薬生化学系データベースのPubmed/MEDLINE)

さてこのソラマメの莢に含まれているという「チラミン」とは何者でしょうか?上記の情報では高血圧を引き起こす悪者として登場していますが、有益な用途もあるはずです。
そこで今度は知識検索に「チラミン」と入力してみます。するとナレッジナビゲーターの【応用】【効果】【機能】欄から以下のような情報を得ました(情報源は世界の特許)。

用途:化粧品や皮膚薬品、鬱症やアルツハイマー病治療、脂肪減少剤、など機能…ドーパミンレベルの増大、メラニン沈着の抑制、など


チラミンの機能を調査。英語の文献も日本語に翻訳して表示することができる。

有益な用途や生化学分野の効果例が数多く存在することが分かります。またチラミンに関連する特許の出願状況も確認してみると、ここ数年で関連特許の件数が伸びており、需要が膨らんでいる可能性が伺えます。
「チラミン」の抽出元としてのソラマメの莢。この方向性は有望かもしれません。

その他に有効そうな用途は見つけられませんでしたが、あきらめずに「豆の莢」と入力すると、ナレッジナビゲーターの【応用】欄からボード材の主原料に利用できることが分かりました(情報源は特許)。それなら、こんなに立派なソラマメの莢のこと、良質な原料として使えるのではないか...と思わず前向きに考えてしまいました。
こうして、ソラマメの莢についてかなり理解を深められましたが、ここまでの調査に費やした時間は30分程度です。

ふとした気づきから、調査・実験・試作を重ね、偉大な発明が生まれることがあります。このプロセスを効率化するためにも、企画や準備などの事前段階で十分に調査を行い、検討しておきたいものです。
Goldfireの知識検索やナレッジナビゲーターなら、応用、効果、欠点などをダイレクトに見つけ出したり、製造方法や特許情報、市場情報まで瞬時に入手したりすることが可能です。

「あることを始めたいが効果や有用性が見えにくい」という状況は、製品開発で必ず突き当たる壁とも言えます。やるべきか、やらざるべきか?少しでも迷う前に、Goldfireで調べてみて下さい。意思決定に必要な根拠ある情報を、簡単に集めることができるかもしれません。

▼今回使ったGoldfireの機能は...▼
ナレッジナビゲーター

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