コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2011.4身近なインスピレーションをイノベーションへ

新幹線の消音技術は「ふくろうの羽」を参考にしているといいます。そのほかにも、服についた野生ゴボウの実からヒントを得た面ファスナー、昆虫の複眼を真似た視覚センサ、アリ塚の空調機能に着目した空調いらずのショッピングモールなど、生物の形状動作などからインスピレーションを受けた発明・研究は後を絶ちません。近年ではバイオミミクリー(bio-mimicry:生態模倣)というコンセプトで呼ばれることもあります。


生物の持つ機能や仕組みには、未知のことや驚かされることがまだまだ多い

しかし、多くの恩恵をもたらしてくれるバイオミミクリーですが、ほとんどは「偶然の産物」と思えます。例えば、「高速で移動する場合の騒音問題」に悩んでいる人が「ふくろうはほとんど音を立てずに飛ぶ」ということを“たまたま”知ったからこそ、新幹線新技術に結びつけられているのではないでしょうか。事実や情報があっても、それに気付いて問題と結び付けられるかどうかが明暗を分けると言えるでしょう。

このような問題は、一般的なノウハウや知識にも当てはめられます。「このコツを知っていれば…」「そんなノウハウがあるの?!」といった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

Goldfireの知識ベース環境は、このような情報の記録・再活用を行うのに非常に有効に機能します。

例えば、ある雑誌の記事で「昆虫の目の時間分解能は人に比べてとても高く、理由は良く分かっていないが、その秘密は複眼にありそうだ」と知ったとします。この情報を何らかの電子ドキュメント中に「昆虫の複眼は時間分解能向上をもたらしているようだ」などと記述して共有ネットワーク内などに保存し、Goldfireで知識ベース化します。

知識ベース化の作業は、独自のセマンティック技術によって自動で行われるので、文書を残してさえおけば、文章中から『「時間分解能向上」と「昆虫の複眼」との因果関係』などが自動で認識されます。

この因果関係の情報が利用されることにより、もし数年後に「時間分解能向上」技術に関する調査が必要になったときには、Goldfireに「時間分解能向上」と入力すれば、「時間分解能向上」の原因として「昆虫の複眼」を提示してくれます。
「昆虫」のことなど頭から全く忘れ去っていても、Goldfireならしっかり見つけてくれるのです。

また、ネット上で見つけた昆虫の複眼の例のような興味深い情報だけでなく、社内に存在するノウハウやコツを記した既存の文書等も、Goldfireであれば、それらをそのまま“簡単に”知識ベース化することも可能です。さらには、社内の文書だけでなく世界の特許文書や各種分野の文献を横断的に検索できるため、例えば「時間分解能向上」に関する技術について、通信・機械・生物を始めとした様々な業界の技術を効率よく参照できるのです。

興味深い情報や、ノウハウやコツなどは、必要がなければ忘れ去られます。どこかに記録したとしても、情報が多く蓄積されてくるにつれ、探すこともおぼつかない状態になってしまいがちではないでしょうか。
このようなときにGoldfireのセマンティック技術を使えば、必要なときに再活用することが可能になります。例えメモ書き程度の情報でも、いつなんどきイノベーションの種になりえるかは分かりません。
もし有用と思える情報を入手したら、必要なときに確実に引き出せるよう、ぜひGoldfireにしまっておいてはいかがでしょうか。

▼今回使ったGoldfireの機能は...▼
多彩な知識ベース環境

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