コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2011.2自動要約機能で、難解な文書もラクに拾い読み!

『科学者とあたま』という寺田寅彦氏のエッセイがあります。昭和8年の作品です。青空文庫で今は誰でも無料で読むことができます。


青空文庫では著作権の消滅した作品を中心に、様々な分野や作者の作品を読む事ができる。
青空文庫:http://www.aozora.gr.jp/index.html

新しいものを生み出すために大切な視点について書かれており、イノベーションを追う皆さんにぜひとも一読いただきたい作品ですが、ここではスペースの都合上(原作は約4,000字の長さ)、以下の要約をご紹介します。:

人より先に人のまだ行かない所へ行き着くこともできる代わりに、途中の道ばたあるいは ちょっとしたわき道にある肝心なものを見落とす恐れがある。委細かまわず着手してみると存外指摘された難関は楽に始末がついて、指摘されなかった意外な難点に出会うこともある。

なかなか示唆深い言葉です。しかし、わき道にある「肝心なもの」を見落としたくないのはもちろんですが、「限られた時間で」となると無闇に寄り道ばかりしていられません。今でも色あせない作品ですが、作品が書かれた時代と大きく異なるのは、この「時間の制約」という点かもしれません。

この要約、実はGoldfireが作成したものです。Goldfireは電子化された文書から意味検索可能な知識ベースを自動生成しますが、同時に各文書の要約も自動で作成します。要約の詳細レベルは必要に応じて5段階で指定できます。ちなみに、上記の要約は「詳細レベル2(そこそこ大まか)」で作成しています。

ところで、要約が必須な文書といえば特許です。特許にはもちろん要約がついていますが、そこから判断していざ内容を見ると、法的に配慮した記述が延々と続き、技術的に把握しようとすると骨が折れることが多いのではないでしょうか。
Goldfireは、特許の要約書とは別に、特許文書全体を分析して生成した独自の特許の要約を提供します。その要約は特許の内容を以下の4項目に分けてまとめています:

  1. 出願(何に応用しているか)
  2. タスク(達成する課題は何か)
  3. 方法(課題をどのように達成するか)
  4. 機能(特許の特徴はなにか)

それぞれの項目は、特許内に頻出する言葉や、文章が記載されている項・位置などを考慮して自動で生成されます。

一例として、遺伝子組替え技術に関する有名な特許であるコーエン・ボイヤー特許「Process for producing biologically functional molecular chimeras(US4237224)」から、Goldfireの要約の一つ「機能(特許の特徴はなにか)」を「詳細レベル2(そこそこ大まか)」で抜粋してみます:

Featuresの部分は以下のように要約されています;

The ligated DNA was used directly in the plasmid transformation procedure previously described. As a result, a wide variety of unique capabilities can be readily introduced into bacteria, so as to provide convenient ways to obtain nucleic acids and to study nucleic acids from a foreign host.

長い原文(約9,000ワード)から技術的・応用的な特徴を見事に抜き出しているように思いますが、いかがでしょうか?

ところで、この偉大なコーエン・ボイヤーの業績は、二人がたまたま食堂で顔を合わせたことが始まりだと言われています。冒頭の言葉のように、「肝心なもの」は意外といたるところにあるのかもしれません。
そのようなものとの出会いを逃さぬよう、少しでも気になる情報を見つけたら、読むべきか読まざるべきか悩む前にGoldfireの「要約」をうまく活用してみてください。
明日のイノベーションにつながる肝心な何かを、手に入れることができるかもしれません。

▼今回使ったGoldfireの機能は...▼
知識ベース(特許情報)

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