ジェット・エンジンのスプリンクラー・システムのシミュレーション結果の可視化

概要

航空機が地上で移動する間に、地面に発生した渦をエンジンが吸い込む現象が発生することがあります。この現象は、異物吸い込みによるエンジンの損傷や、エンジン・サージ(流れの乱れた空気が入ることによりコンプレッサーが失速状態となる現象)の原因となり、そのため、着陸できる場所が非常に制限されることになります。

ボーイングによって開発されたスプリンクラー・システムはコンプレッサーからで出る高圧の空気を利用します。スプリンクラーのように、断続的に旋回するノズルから連続的に空気がジェット噴出されます。勢いよく噴出された空気は、エンジンの前方の流れを変え、地面に渦ができることを防ぎます。
その結果、エンジンの安全性が確保されるようになりました。動画は、始動から最初の5サイクル間(0.036秒、140Hz)の流体解析結果で、スプリンクラーのノズルからパーティクルをリリースすることによってジェット噴流を可視化しています。


クリックしてFLASHアニメーションを表示します。

下記の動画は、可視化結果に、米国空軍のC-17輸送機、および空や地面を合成したものです。


クリックしてFLASHアニメーションを表示します。

解析の種類

流体解析

データ提供

Boeing, ERDC MSRC

その他の航空機分野の適用事例


EnSight製品カタログ