【第6回】メルマガ4月号 サイバネットジャーナル確定拠出年金(企業型)
春ですね!今月から新しい期を迎えたという方、多いのではないでしょうか?
弊社サイバネットシステムも4月1日から2009年度のスタートです。厳しい経済環境は変わりませんが、ちょっとだけ気持ちもリフレッシュ。新たな気持ちで頑張りますので、2009年度も宜しくお願いします。
「この4月から確定拠出年金(企業型)とかいうのが導入されるんですけど、説明会聞いてもよくわかんないんですよね〜」というお話を耳にしました。
皆様の会社では既に導入済み、という方も多いかと思います。
昨年10月末に麻生総理が発表した経済対策の中にも、実はこの「確定拠出年金」に関するものが含まれていました。こうした動きもあり、今後ますます導入が進んでいくものと思われます。が、実際のところ、「言葉は知っているけれど実際にはよく理解していない」という方も多いのではないでしょうか。
ここで問題です!確定拠出年金に関する下記のそれぞれの文章が正しいか、誤っているかお考え下さい。
- 確定拠出年金は企業と自分が折半で掛金を支払うものである。
- 確定拠出年金は厚生年金の代わりになるものであり、これに加入した場合厚生年金はもらえなくなる。
- 確定拠出年金を導入している会社から未導入の会社に転職した場合、これまでのかけたお金はすべて無効になってしまう。
いかがでしょうか?答えはいずれも「誤り」です。
- 1と2について
確定拠出年金は企業年金(もともと、企業が従業員へ支払う退職金を事前に積み立てて準備するための手段として採用されてきた)の一手法であり、基本的に企業が掛金を負担します。
企業年金ですから厚生年金とは別もので、サラリーマンであれば基礎年金(国民年金)と厚生年金にさらに上乗せされるものというイメージです。
- 3について
無効にはなりません。若干の条件がありますが、一時金として受け取るか、もしくは個人型確定拠出年金に移行が可能です。
さて、上記麻生総理が打ち出した経済対策ですが、この中で「確定拠出年金の個人拠出導入」というものがあげられています。簡単に言うと、「これまでは雇用主しか拠出できなかったが、これに追加して個人でも拠出が出来るようにしよう」というものです。
で、何が嬉しいの?いい質問ですね!確定拠出年金は利息や分配金、売却益が非課税のため、普通に投資を行うより有利な運用が可能なのです。また一時金で受け取る場合は「退職所得控除」が、また年金として受け取る場合も「公的年金等控除」が受けられ、税制面での優遇があります。こうした有利な扱いを受けられるため、個人の投資先と考えてもメリットがあります。また市場に出回る資金量としても単なる個人投資に比べ増加・減少が少ないため、市場の安定にも役立ちます。
“個人での運用責任を問われる”という面で確定拠出年金にデメリットを感じる方も多いかと思いますが、自分のお金を預金するのか、投資にまわすのか、いずれの場面でも個人の判断が問われることにかわりはありません。こうした時代だからこそ、若干の知識をつけて自分で納得のいくお金の活かし方を考えていきたいものですね!
来月は改めて年金の基礎知識について勉強します。
既によく知っている方もそうでもない。。という方も、是非来月もお付き合い下さい。

編集長
マト川 |
このメールはサイバネットシステム株式会社EDAソリューション部が執筆しています。
サイバネットでは回路設計から基板設計・シミュレーションを行うソフトウェアを幅広く扱っております。
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